留学準備で見つけた別の道
こんにちは、
マレーシア留学サポートセンター
代表の斉藤です。
先日、ザ・エコノミストが
「Measuring the cost of living worldwide」
という記事で2017年の世界生活費を発表しました。
世界一生活費が高かったのは、
どこだと思いますか?
・
・
・
・
・
・
なんとシンガポール!
もともとシンガポールはマレーシアから
独立した国ですが、いまや世界一生活費が
高い国となりました。
2位は香港、3位がチューリッヒ、
4位が東京、5位大阪です。
留学先としては、
9位ニューヨーク、11位ロサンゼルス、
14位シドニー、15位メルボルン、
16位オークランド、24位ロンドン
などが続きます。
東南アジアだと、
バンコク51位、ハノイ59位、ホーチミン78位、
ジャカルタ82位、マニラ92位となっていて、
マレーシアのクアラルンプールはというと、
なんと96位。
東南アジアの主要都市のなかでも
かなり生活費が安い結果となっています。
留学生にとっては
うれしいニュースですね〜
さて本日は、こないだ
たまたま読んだ記事のなかに、
留学生に役立つ話があったので、
シェアしたいと思います。
記事は「日経WOMANキャリア」の
「打ち込めるものがない私が
留学準備で見つけた別の道」
という書家でありデザイナーの
國廣沙織さんのインタビュー記事です。
國廣さんは書家として、
ひらがなをモチーフにしたアクセサリーや、
書体を学ぶワークショップなど
さまざまな取り組みを行っていて、
大活躍されているのですが、
そんな國廣さんも20代前半に、
心から打ち込めるものがなく、
「他に別の道があるのでは…」
とモヤモヤしていたと言います。
視野も狭くて、
自分の中の選択肢がとても
少なかったとのこと。
この気持ち、留学した人なら
とてもよく分かるのではと思います。
人はいまいる環境に慣れてくると、
そこが世界のすべてのように
感じるようになってきます。
実際にはそこから一歩踏み出した瞬間に、
自分がどれだけ狭い世界に
とらわれていたかが分かるのですが、
今いる環境にたいして、
問題意識がないと視線が外に向かないのです。
そういった意味では、
留学をしてみたいと思う時点で、
視野が世界に向いていると言えます。
悩み深い20代の國廣さんは
もがきながらも、
本を読んだり、講演会にいくなど
いろいろな活動の中で、
自分のいる世界の外側には
「もっと大きな世界があるんだ」
と気づいたそうです。
そこに気付いた國廣さんは、
26歳のときにイギリスに留学を決意します。
で、ただ留学するだけでなく、
その準備がとても秀逸。
國廣さんはせっかく海外に行くならと、
日本文化を見直すために、
子供のころ習っていた「書道」を再開。
書道の楽しさを再び感じた國廣さんは
留学前に書家になることを心に決め、
地元にある4つの書道教室に通います(驚)
ふつう、どの書道教室に通うか
ひとつに絞ると思うのですが、
4つすべての書道教室から貪欲に学ぶ姿勢が
國廣さんの行動力を物語っていますね。
で、せっかくイギリスに行くのだから、
チャンスがあれば掴みたいと、
数十点の書道の作品をもって渡英。
おそらく留学中に積極的に活動されたのでしょう。
日本文化のイベントに招待され、
海外の人の名前をひらがなや漢字で書く
(おそらく、マイケル=舞蹴みたいな)
ワークショップを行いました。
最近は漢字のタトゥーをいれる方も多いですから、
とても人気があったのではと思います。
さらに留学中に個展を開催されたそうです。
いやぁ、すごい行動力です。
誰もが國廣さんとおなじことが
できるとは思いませんし、
おなじことをする必要もないと思います。
ただ、自分なりの行動を
起こすことはできます。
自分なりの行動を起こすことで、
ありきたりの語学留学ではなく、
自分だけの留学経験になります。
ひとりひとりが國廣さんのような
留学にすることができます。
他人の目や意見に左右されず、
自分の心に従い、
行動すること。
考えるだけだと何も変わりません。
行動こそが唯一、結果をうみます。
マレーシア留学を通じて、
英語力はもちろんですが、
これでもかってくらい行動して、
転んでも立ち上がって、
また行動して。
帰国するころには、
「マレーシアでこれだけやってきたんだから、
これからの人生、できないことなんてない」
そう思える留学になったら、
最高じゃないですか?
さあ、あなたはどんな留学にしますか?
人と同じ留学ですか?
それとも自分で自分の道を切り拓く
留学でしょうか?
マレーシア留学サポートセンター
代表 斉藤 高志
あなたのマレーシア留学を実現させる3つのステップ!