楽しいことと喜びは違う

こんにちは。
マレーシア留学サポートセンター
代表の斉藤です。

現在、マレーシア政府はクアラルンプールと
シンガポール間を結ぶ高速鉄道の建設を計画しているのですが、
先日、日本の国土交通省のトップが日本の新幹線を
売り込みに行ったとのこと。


もし採用されたらうれしいですね~

台湾に行かれたことのある方はご存知かもしれませんが、
台湾は日本の新幹線を採用しています。


台北から高雄まで台湾を縦断するように走っていますが、
内装も乗り心地もまさに日本の新幹線と同じです。

もし実現すればクアラルンプールから約90分で
シンガポールに行けるようになります。

留学中に日帰りでシンガポールに遊びに行くことも
気軽にできそうですね。



さて今日は、先日映画監督の紀里谷和明さんが、
学生さんの質問に答えるという記事を見たのですが、
これがとてもよくて、皆さんにも役立つかなと思ったので
ご紹介したいと思います。


紀里谷監督が若い方に向けた
とても強烈なメッセージで、
僕自身も心から共感できることが多かったです。



以下、引用してご紹介します。
(長いので一部、省略・編集しています)


―――――――――――――――――――――――――――――

質問者:映画をつくってるって話ですごく、
精神をすり減らしてでも何かすごく強い心が必要だと思いますが、
それが出来上がる技術みたいなものがあったら聞きたいです。

紀里谷:この作品をつくってて
冗談じゃなく何度も死のうと思った。
あまりにも苦し過ぎちゃって。それくらい苦しかった。


途中で「自分は駄目じゃないか」とか
「自分は資格がないんじゃないか」とか、
相当追い詰められました。体力的に。

で、「何でこんなことやってんだろうな?」と思うわけ。
「こんなことやんなくても、もっと楽な仕事いっぱいあるじゃん」と、
思うわけですよ。


ただやっぱりその……好きなんでしょうね。
そういうことするのが。


だから楽しいことというより、
苦しいことが99パーセントだけども、
最後の1パーセントに喜びがあって、
その喜びを味わいたいのかなって思う。



よく思うんだけど、楽しいと喜びって違うんですよ。

「楽しい」っていうのはお金で買える。

ディズニーランド行ったら楽しいし、
カラオケ行ったら楽しいし、
キャバクラ行ったら楽しいじゃん。



でもそこに喜びがあるのかっていうと、
それはまた別の話で、実はそこの部分をね、
若い人たちには考えてもらいたい。

最近喜んだことって何だろう? 
案外ないはずですよ。
楽しいことはあったとしても。

「最近喜びはあったか?」っていうことだと思うんだよ。

それが見つかると、その人は幸せですよ。
そこにはものすごい苦しみが付随すると思う。

僕はそれの中毒になってるだけの話なんだと思う。
僕はっていうか、ありとあらゆる人たちがそうなんだと思う。
映画監督だけでなく、マラソン選手や、山登る人もそうだし。

だから信念がなければできない。

状況をみると圧倒的に不可能。圧倒的に不利。
圧倒的にできないと思っちゃう。


その状況の中でも「できる! できる! できる!」って
自分に言い聞かせながら。


最後は作品が出来上がるのであれば命をあげますと。
命差し出しますので何でもやると。

でも、執念だよね。

信念とか努力とか運とか才能とか
そんなことじゃなくてもう、
最後は執念だよね。

そこまで差し出してるから、
その作品に対して何を言われようが、
確かに嫌だけど、他に俺、できる術がない。


やること全部やってます。
差し出せるものは全部差し出してる。
それ以上もうほんとに差し出せるものないっていう
自覚がある、俺の中には。


「あの時もうちょっとこうできたかな?」とか
「もっとこうできたかな?」っていう風な思いは、
俺の中には無い。

だから言われたってもう、
「どうしようもない」としか言いようがない。

(引用終わり)
―――――――――――――――――――――――――――――



「楽しいことと喜びは違う。」

思わずうなってしまいますね。
ほんとにその通り。



例えば留学すると、
すぐにいろんな国の友達ができて、
知らないところに出かけて、
初めての体験をして、
毎日が新鮮でとても楽しいです。

と同時に思うように英語を話せない
自分に直面します。

伝えたいのにうまく伝わらないと、
とてももどかしく、苦しいです。


勉強を始めたときはなかなか上達を感じません。

でもそれを乗り越えて、
あるときにふと気づくんです。

「あれ、いま自然に英語を話せていた、、、」って。




その時の喜びはほんとに最高ですよ。


なぜならそれだけ苦しんだから。
頑張ったから。


頑張った分だけ喜びは大きいし、
苦しんだ分だけ自分に自信ができます。

結局、目の前のことから逃げてばかりだと、
なにも成長がないし、
いつまでたってもおなじ問題で苦しみ続けます。

だから、やるんです。
目の前のことを、一生懸命に。

意地でもやるんです。


紀里谷監督の言葉をお借りすると、
執念です。



留学中に、

「やることはすべてやった」
「チャレンジした」
「これ以上はできないって断言できる」

くらいやると、
帰国した時に、

「マレーシアであれだけ頑張ったのだから、
 日本でできないことはない」

「就活/再就職なんて取るに足らない」

ってくらいの自信はできます。



それはあなたがチャレンジしたからこそ得た
「喜び」です。

あなたが苦しみから逃げずにやり遂げたからこその
「喜び」です。



人生って「喜び」の数だけ、
充実するんだなぁと思います。

あなたは最近いつ喜びを感じましたか?




マレーシア留学サポートセンター
代表 斉藤 高志



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