学生レポート
    
      【実体験!】渡航前の不安とその結果    
    
こんにちは!
マレーシア留学サポートセンター・学生アンバサダーのASAHIです。
私はTaylor’s大学のADTP(アメリカ編入プログラム)でリベラルアーツ(一般教養学部)を学んでいます。私は高校時代から海外の大学で学ぶことに関心があり、その夢を叶えるために今の大学に進学しました。今回は、渡航前に感じていた不安と、それをどう乗り越えてきたかについてお話ししたいと思います。
英語運用能力
まず最初に不安を感じていたのは、英語力についてです。高校2年生のときにIELTS5.5(英検準1級程度)を取得し、その後も継続的に学習を続け、渡航前には6.5(英検1級程度)まで伸ばすことができました。
一定の自信はありましたが、実際の現地生活では、友人との会話や授業中のディスカッションなど、実践的な英語力に課題を感じることが多くありました。特に専門的な語彙の不足や、エッセイでの表現力の限界を痛感する場面もありました。
ただ、幸いなことに授業は小規模なクラス編成で、先生に気軽に質問できる環境が整っていました。また、周囲に親しみやすい友人も多く、困ったときには助けてもらえることが多かったため、大きなストレスを感じることなく学ぶことができました。
次第に友人関係が深まり、安心して英語で会話できるようになると、英語を使うことへの抵抗感がなくなっていきました。日常会話を通じて語彙も増え、スラングや自然な表現にも触れ、実践的な英語運用力が大きく向上したと感じています。
今では、英語を話すこと自体が楽しく、学ぶことに喜びを感じるようになりました。
経済面
次に不安だったのは、経済面です。生活費や滞在費、突発的な出費など、予想外の出費にどう対応するかが心配でした。出発前に綿密な予算を立て、奨学金や家族の支援も受けてある程度の資金は準備しましたが、現地の物価感覚や支出のバランスには気をつける必要がありました。
また、一人暮らしの経験がなかったため、自炊や生活用品の準備、金銭管理などにも不安がありました。将来的にアメリカの大学への編入も考えていたため、節約と快適な生活のバランスを取るのが大きな課題でした。
とはいえ、現地では学生向けの割引制度や公共交通機関を上手く活用し、食費も工夫しながら抑えることで、無理なく生活することができました。
この経験を通して、自分でお金を管理する力がつき、自立への一歩を踏み出すことができました。
友人関係
三つ目の不安は、友人関係です。新しい環境で良好な人間関係を築けるかが大きな心配でした。言語や文化の違いを超えて交流できるか、また、どうやって友達をつくればいいのか分からなかったからです。
私は人見知りな性格で、オリエンテーションで仲良くなっても、専攻が違えばその後あまり会う機会もなく、自然と関係が続くとは限りませんでした。
それでも、他の学生も同じように不安を感じていることに気づき、少しずつつながりが生まれました。課題やグループワークを通じて会話の機会が増え、自分から話しかけたりイベントに参加したりする中で、さまざまな国の学生と交流するようになりました。
今では、異なる文化や価値観に触れることがとても楽しく、語学力だけでなく、自分の視野も広がったと実感しています。友人との関係は精神的な支えにもなっており、留学生活を前向きに過ごす大きな力となっています。
「不安」から「学び」へ
このように、渡航前には英語力・経済面・友人関係といった不安がありましたが、実際に生活していく中で少しずつ乗り越えてきました。
不安があったからこそ努力できた部分も多く、それが自信や成長につながったと感じています。もちろん今も新しい課題に直面することはありますが、それを「学び」として受け止め、前向きに取り組む力がついたことが、何よりの収穫です。
今では、日々の生活を心から楽しめており、留学という選択をして本当によかったと感じています。