学生レポート
【正直どうなの?】マレーシアの衛生事情
こんにちは!
マレーシア留学サポートセンター・学生アンバサダーのYURAです。
近年、移住者や留学生がどんどん増えているマレーシア。そんな中で、特に多くの人が気になるのが衛生事情ではないでしょうか?
今回は、実際にマレーシアで生活してみて感じた衛生環境について、リアルな目線でまとめてみたいと思います。
水道水は飲めるの?氷は大丈夫?
まず、よく聞かれる質問のひとつが、「マレーシアの水って飲めるの?」というものです。
結論から言うと、マレーシアの水道水は日本のもののようにそのまま飲むことはできません。
一度沸騰させたものなら、飲んだりスープに使ったりしても大丈夫なようですが、水道水を料理にも使わないという人もいるのが実情です。
そんなマレーシアで飲み水を確保するには
・コンビニなどでペットボトルの飲料を買う
・屋台などでジュースを買う
・蛇口に浄水フィルターを取り付ける
・コンドミニアムなどに設置されたコイン式の給水機を利用する
といった方法があります。
もう一つよく聞かれるのが、「屋台やレストランの氷は安全?」という疑問。
これに関しては、真ん中に穴があいた氷であればOK!
その氷は、きちんと飲料水を使い、製氷機で作られた安全なものなので、口にしても大丈夫とされています。
私自身、マレーシアのローカルデザートである「チェンドル」(ココナッツシロップとミルクのかき氷)が大好物で、よく屋台で食べていますが、これまで一度もお腹を壊したことはありません。
トイレ事情は要注意!
次に取り上げたいのが、トイレの衛生環境についてです。
正直に言うと、私がマレーシアに来て一番カルチャーショックを受けたのがトイレ事情でした。
大きなショッピングモールの中にあるトイレは、どこも比較的清潔で管理も行き届いるのであまり心配せずに使用できますが、ローカルなお店や施設のトイレは一気にハードルが上がります。
その理由の一つが、トイレットペーパーが設置されていないことが非常に多いという点。
マレーシアでは、イスラム教徒をはじめ多くの人がペーパーを使わず、トイレに備え付けのホースで洗い流すスタイルなので、ペーパーがないのはある意味“当たり前”なのです。
さらに、そのホースを使う文化の影響で、床や便座が水でびしょ濡れになっていることも多々あります。
日本では、むしろ“汚いトイレ”を探すほうが難しいですよね。
だからこそ、マレーシアに来た当初はこの環境がなかなか受け入れられず、正直、辛く感じることもありました。
まとめ
今回は、実際にマレーシアで生活して感じた「衛生事情」について紹介しました。
水道水や氷の扱い、トイレの使い方など、日本とは違う部分が多く、最初は戸惑うこともあるかもしれません。
でも、生活していく間にだんだんと慣れていきますし、郷に入っては郷に従うという姿勢がとても大切だなと実感しています。
これからマレーシアで生活を始める方や留学を考えている方の参考になれば嬉しいです!