マレーシアの公共交通機関
1. クアラルンプールの交通機関
まだまだ発展途上のマレーシアですが
クアラルンプール市内は電車網・バス網が
発達しており、とても移動しやすい
インフラが整っています。
マレーシアに留学されて
「意外と公共の交通機関が整っていた」
「留学前にイメージしていたものより発展していた」などと
いった声をいただきます。
ここではマレーシアの交通機関に関してご説明します。
留学前に知っておかれると便利なことばかりです。
① 電車
クアラルンプール市内には
「LRT・KLモノレール・MRT・KTMコミューター
・KLIAエクスプレス&KLIAトランジット」
の5つの電車があります。
KTMコミューター以外は数分に1本電車がきます。
留学中に電車を使い、通学するケースがほとんどですが、
通常時でも数分に1本、朝などの混雑時には2.3分に1本電車がきます。
電車に関しては非常に交通網が発達しています。
また、料金も4駅分(通学の際)でRM2(60円)ほどと
とてもリーズナブルです。
通学に限らず、マレーシアのクアラルンプール市内の
主要な場所を観光・移動する場合、
電車の移動が簡単で安いのでオススメです。
電車を駆使するとクアラルンプール市内どこへでもいくことができます。
限られた予算で留学をしている方がほとんどかと思いますが、
交通費はできるだけ安く抑え、
その分を他の費用に当てることができるのでとてもいいですよね。
また、日本で電車を乗る場合と異なる事があります。
参考までに電車での注意点をお伝えします。
1. 時間通りにこない
マレーシアの電車は日本と同じように時間通りにはきません。
特に国鉄であるKTMコミューターは30分に1本しか来ないのですが、
それが30分遅れたりします。
LRTは比較的、時間通りに来ることが多いです。
ただ、お急ぎの場合は、あらかじめ余裕を持って行動することをオススメします。
2. 荷物には注意
マレーシアは日本に比べてスリやひったくり等は少なくありません。
そのため、リュックを前に背負うこと、
バックのチャックを開けっ放しにしないなどの自己管理が大切です。
3. 小さなお金をもつ
マレーシアの券売機では大きなお金が使えないところがほとんどです。
場所によってはRM1やRM5しか使えないような券売機もあります。
その際に困らないように小さなお金を持っておくことが大切です。
② バス
有料の市バス(rapid KL)と、無料のコミュニティバス(GOKL)があります。
無料コミュニティバスは、市内中心部をぐるぐると周回していて、とても便利です。
有料バスも5〜10分に1本の間隔で来るので、
バス停に行って待っていればすぐに乗ることができます。
電車、有料バスを含め、乗車時に役立つものが「My Rapid KLカード」です。
「My Rapid KLカード」とは?
日本でいう、パスモやスイカのようなICカードです。
どちらの駅でも購入が可能です。
「My Rapid KLカード」を作る際にカード料金RM10が必要となります。
また、合わせてRM20ほどはじめにチャージしておかれると便利です。
チャージも各駅の自動発券機、窓口でチャージが可能です。
2. Grabを使いこなそう
治安がいいと知られているマレーシアですが、
タクシーのクオリティは低く、 運転手が道を知らなかったり、
まれにぼったくりがあったりと、使い勝手がよくありません。
通常のタクシーの場合、
観光客を狙って高めに料金をふっかけてくることもあるので、
できるだけ乗車は控えましょう。
ではどうすればいいかというと、配車アプリの「Grab」です。
このアプリを上手く使いこなせれば、一番いい交通手段になります。
Grabとは?
Grabとは東南アジア全土に展開するタクシーの配車サービスのアプリです。
Grabを利用することで、あらかじめ乗車地、目的地を指定し、
距離や時間帯に合わせて事前に料金が決められた上で
タクシーに乗ることができます。
また料金も通常のタクシーに比べ、比較的リーズナブルです。
安心して利用できますし、移動が格段にしやすくなります。
日本ではタクシー業界の規制が厳しく、
このようなサービスは行われていないので、
ぜひマレーシアで活用してみてください。
3. ペナンの交通機関
ペナンでの公共交通機関はバスとなります。
とてもきれいなバスで料金もリーズナブルで、郊外観光の際にも便利。
お釣りは出ないので、小銭を用意しておきましょう。
お札で支払うと多く払うことになるので要注意です。
ここで便利な物が、「ラピットペナンパスポート」です。
「ラピットペナンパスポート」とは?
事前にこのカードを作っておくことで毎回お金を用意する手間が省けます。
小銭がなくて多く支払ってしまうと言った心配もなし。
RM30(約900円)で一週間、ペナンのバスが乗り放題です。
ラピッドペナンパスポートは、
フェリー乗り場(JETTY)もしくはコムターバスターミナル付近にある
インフォメーションセンターで購入できます。
購入の際は、パスポートの提示が必要です。
4. まとめ
想像以上に交通網が発達しているマレーシア。
ただクアラルンプールの郊外に出てしまうと、
まだまだ車移動が中心のところも多くあります。
そのため、語学学校を選ぶ際には通学距離、
通学方法なども含めて選ばれることをオススメいたします。
当センタースタッフは現地を視察し、
マレーシアの現地の情報に関しては誰よりも豊富です。
そうした経験、情報をもとに、通学方法、通学時間なども含めて、
ベストな留学プランをご案内する事ができます。
ぜひ留学プランを立てる際は、情報量が豊富なプロに相談しましょう。
マレーシア留学を成功させる3つのステップ!