卒業式、キャンパスにて。海外大学、憧れのガウン＆キャップ！
Q. 自己紹介をお願いします！
A. Sasaki Seiyaと申します。山梨のすごく田舎のほうの出身です。Taylor’s大学の国際経営学部に所属していました。今は卒業して、マレーシアで就職しました。
Q. どちらの会社にお勤めですか？
A. 宿泊予約サイトのAgodaで働いています。働き始めたのは2023年3月で、今ちょうど半月くらい経ったところです。
Q. どんな高校生だった？
A. 普通の高校生活を送っていたというか、趣味でサッカーとフットサルが好きだったので、高校時代は社会人チームのフットサルチームに入って2〜3年程フットサルをしていました。自分の所属していた学部がグローバル学部だったので、留学生と触れ合う機会が多かった、そんな高校生でした。
Q. グローバル学部の授業内容は？
A. 授業内容は普通の高校と変わらないのですが、何か特別なことと言ったら、学生が主体となってイベントを開いたり、ボランティア活動をするということが、他の高校に比べて多かったと思います。
Q. マレーシアの大学進学に興味を持ったきっかけは？
A. 高校時代に、日本の大学に行くか、それとも海外にするかという点ですごく悩みました。もともと海外に住んでいたり、旅行で海外に行く機会も多かったので、そういった中で自分の条件に合った、例えば料理が美味しくて金銭的に優しい国を探していたら、マレーシアが一番自分の条件に合ったところだったので、マレーシアに留学しようと決めました。
Q. 留学を決めた時どう思ったか教えて！
A. 当時不安は一切なく、希望に満ち溢れているというか、楽しみな気持ちしかなかったです。留学が初めてのマレーシアで、人も優しいし食べ物もおいしいし、最高な国だなと思いました。
Q. マレーシアに決めた理由とこの大学を選んだ理由は？
A. 大学をどこにするかで悩んでいたのですが、マレーシア留学サポートセンターに一度お伺いさせて頂いて、Taylor’sやSunwayなど色々な大学があると思うのですが、いくつか候補を出してもらって、そこからTaylor’sがいいなと思ったので決めました。大学自体もすごく綺麗で環境が整っているし、建物のすぐ手前には池があり自然豊かで、大学生活を送るにはベストな環境だと思ってこの大学にしました。環境面も大きいのですが、学びの部分で決めた面もあって、というのもマレーシアの大学は3年制で、3年の中で休みが長くても2週間なので、みっちり授業のある大学かつ、授業内容もプレゼンがあったりグループワークが多いので、マレーシアの大学もいいんじゃないかと思って進学しました。一応Sunway大学も考えていたのですが、少し大学の環境設備などもそうですし、例えば部活の種類や留学生はどの国から多いのか、そういう点も色々含めて確認した上で、Taylor’sが良いと思って決めました。
Q. 留学準備で大変だったことは？
A. マレーシア留学サポートセンターにかなり助けてもらい、書類とか手続き関係はすごくスムーズにいったので、特に書類関係で困ったことはありませんでした。唯一大変だったところは、例えばマレーシアの銀行開設にあたって事前に準備が必要だったり、日本にいる間に海外で使えるカードを発行しておくと、これから先の学生には便利だと思うので、ひとつ頭に入れておいてほしいなと思います。
Q. 英語の学習はどうした？
A. 英語面は自分なりに勉強を続けていたのですが、大学に正規に進学する前に。大学に付属している語学学校に3ヶ月参加する予定があったので、それまでは色々な単語覚えたり、高校時代に習った文法の復習などの基本的なことをやっていたので、特に困ったことはなかったです。
Q. 当センターがお役に立てたことがあれば教えて！
A. 大学の合否判定など、マレーシア留サポートセンターでしっかりサポートしてくださって、合否も僕の場合はメールでの通知だったのですが、すごく分かりやすいですし、大学の受験に何が必要かも事前に説明があったので、スムーズにいけたのですごく助かりました。
Q. 大学ではどんな勉強をしていた？
A. 僕は国際経営を専攻したのですが、内容としては、マーケティングの知識であったり、もちろんビジネスに必要なコミュニケーションスキルも授業の一環に含まれていて、実際にビジネスで使えるようなプレゼンの仕方や話し方もいろいろ学べるところでした。それ以外にも色々あるのですが、本当に魅力のある学部なので、ぜひ参考にしてくださればと思います。
Q. 高校生から「大学の授業について行けるか心配、、、」という声を聞くけど、実際はどう？
A. 僕も正直少し不安だったのですが、そこに関しては本人の努力次第で、ちゃんと勉強すればしっかりクリアできるので、自信を持って取り組んで欲しいと思います。僕のおまけの話ですが、最後の学期に一つ科目落としてしまって追試を受けました。3年間で初めてだったのでやばいなと思ったのですが、しっかり勉強してクリアできたので、そういった経験からも、例え失敗することがあっても、諦めず準備すればクリアは出来るので、心配せず自信を持って取り組んで欲しいと思います。
Q. 大学生活で大変だったことは？
A.ひとつは友達作りです。というのも、僕が進学したのはコロナ禍の中でオンラインでの授業だったので、友達作りにすごく苦労しました。ただ大学にはいろんなサークルがあり、例えばフットサルのコミュニティや日本人のコミュニティがあるので、オンラインで参加しました。学校以外で人脈を広げるというところでは、就活のイベントを社会人の人と一緒に開いてみたり、そういった活動を通して、人脈を広げることには常に力を入れていました。
2点めは勉強がちょっと大変だったかなと思います。大学では課題があるのですが、内容は大きく分けて3つで、1つ目は個人の課題、2つ目がグループ課題、3つ目はプレゼンです。その3つが毎セメスターに準備しないといけません。マレーシアの大学は、いろんな国の人が集まってひとつのグループで課題に取り組むので、提出の期限やグループの課題という部分では文化の違いで衝突することもあり、カルチャーショックを受けると思います。そこはあまりビックリせずに、自分の意見をしっかり伝えるとスムーズに楽しく学校生活送ることができると思うので、心配せずに大学進学を前向きに考えてくださればと思います。
Q. 大学生活で楽しかったことや充実していたことは？
A. 友達作りが大変だったとお伝えしたのですが、大変だった分、その友達とすごく仲良くなることができて、休みの日は一緒にショッピングに出掛けたり、レストランに一緒に行ったり、旅行に一緒に行ったりしました。御社のAyanoさんも大学で知り合いましたし、そういった人脈はすごく大事だと思うので、力を入れていて本当に良かったと思いました。充実した学校生活が送れたと思います。
Q. Taylor’s大学のおすすめポイントを教えて！
A. 1つ目は世界中の人がいるので友達や人脈の輪がすごく広げられること、2つ目は環境がすごいことで、例えば大学の目の前にカフェがあったり、大学内にはレストランやコンビニもありますし、美容室もあったり、なんでもあるので、そこは大きなポイントだと思います。3つ目は多言語が学べるというところですね。いろんな国の人が来ているとお伝えしたのですが、大学生活で学んだ言語としては、マレー語と韓国語を友達つながりで学びました。この国にはいろんな国の人がいて、たくさんの言語が学べるので、そういうところはすごく魅力的だと思います。
Q.大学の1日のスケジュールは？
A. 日本の大学のように授業は自分で組めるのですが、僕の場合は月から金まであったとして、月火水で授業を埋めて、残りの木金は休みという感じにしました。1日のスケジュールとしては、例えば午前午後と、1日に授業をしっかり埋めるという感じで、僕はやっていました。
Q. 週末はどんなふうに過ごしてる？
A. 僕は運動が好きで、フットサルの活動をしたり、マレーシアも日本人の社会人のサッカーチームがあるので、社会人サッカーチームの試合に出たり、友達と旅行に行ったりして過ごしていました。
Q. マレーシア留学とか大学で学んだ事で役立った事は？
A. 高校を卒業してからマレーシアに行ったので、行動力というか、他と違いが出せたところですね。日本の価値観だけでなく、他の文化の違いや考え方を自分の中に取り入れられたことが、就活の上でも役に立ちましたね。
Q. ちなみに就職活動ってどのようにされましたか？
A. 僕の場合はマレーシアの就活サイトっがあるのですが、そこを通じて就職活動したり、linkedinという就活アプリみたいなものを通じて、就職活動をしていました。
Q. 今の会社に決めた理由は？
A. 大学でwebの就活セミナーがオンラインであったのですが、そこで自分が就職した会社の方もいらっしゃっていて、オンラインセッションで会社の概要を聞いていくなかで、すごく良い会社だなと思い、ウェブセミナーが終わったあと、この会社がすごく良いと思ったので一度お話しさせて下さいとすぐに連絡を取らせていただいて、そこから面接に進んで今に至るという感じです。
Q. マレーシアの採用のフローについて教えて！
A. 会社によって異なると思いますが、僕の会社の場合面接自体は2回で、1回目の面接で大丈夫だったらその間にウェブテストのようなものを受けて、日本語のテストと英語のテストを受けて、そこも大丈夫となれば2次面接が最終面接になります。
Q. これから留学する方へメッセージをお願いします！
A. 今悩んでいる気持ち、僕もすごく分かります。今すごく大事な時期だと思いますが、人生は一度きりなので、自分が決めたこと、ここだと思ったら、自分の考えを貫いて行動してほしいです。行動すれば絶対後悔することはないと思いますし、やらずに後悔するよりは、やって後悔した方が良いと僕は個人的に思っているので、まずはチャレンジすることを頭に入れて、高校生活を楽しんでほしいというのと、前向きに考えてもらえたらと思います。もし分からないことがあったら、マレーシア留学サポートセンターや僕に連絡くだされば。頑張ってください。
