写真左がKanaさん。みんなの笑顔がステキ!
Q. 自己紹介をお願いします!
A. Oyagi Kanaと申します。大学は去年の11月に卒業してるのですが、Monash大学マレーシア校のビジネス学部で、データ分析とマーケティングを学んでいました。茨城県出身で、大学に来るまではずっと茨城で生まれ育ってきています。
Q. どんな高校生だった?
A. 私が行ってた高校が私立の高校で、すごく勉強させられる高校で、毎日18時ぐらいまで授業のある高校生活を送っていたので、部活にも特に入っていなくて、本当につまらないというか、高校生らしいことはなにひとつできなかった平凡な高校生活を送っていました。
Q. 英語は得意だった?
A. もともと中学校で英語が好きだったのですが、高2のときの英語の先生が凄くいい先生で、そこからまた英語を好きになって、それと同時に英語の成績が上がっていたので、高校2、3年生のときの成績はそこそこいいほうだったのかなと思っています。
Q. マレーシアの大学進学に興味を持ったきっかけは?
A. もともと高校生のときに日本の大学進学を考えていて、というのも私の高校が海外大学に注力している高校ではなく、日本の大学行くことが当たり前という感じの高校だったので、私も当たり前に日本の大学進学を考えて受験勉強をしていました。でも、受験が失敗してしまって、もともと「海外の交換留学とかをしたいな」と思ってて、日本の大学受験失敗したしもともと海外に興味があったから、そっちで探してみてもいいのかなと思って、海外の大学に目を向けて色々探しました。マレーシアっていうのを選んだのも、もともと英語圏の大学で絞っていて、英語圏の大学ってなるとアメリカ、カナダ、オーストラリア、イギリスなど、そこらへんだと思うのですが、学費がものすごく高くて、経済的負担がすごく大きいというところで親からも反対されていたので、自分なりにいろいろウェブなどで調べてたところ、マレーシアが英語を学びながら英語を使って勉強もできるし、リーズナブルに留学ができることを知り、マレーシア行きたいと思うようになってマレーシア留学を考えました。
Q. マレーシア留学を知ったときどう思った?
A. Googleで調べるまで、マレーシアが英語で学べることを知らなかったので、正直なところこれ本当に大丈夫かな。。みたいな気持ちはありました。でもマレーシア留学を知ったきっかけが、もともと私の行ってたMonash大学がオーストラリアに本校がある大学だったので、そういうところでは、英語を使って勉強はできるだろうなとすごく感じたので、マイナーな国だけどそれもそれでいい経験になるし、新しい経験をすることが凄く好きだったので、楽しそうだからいいかもとは思ったりしました。
Q. Monash大学を選んだ理由を教えて!
A. 英語で学べることと、オーストラリアの本校と同じ学位が取れるけど、学費自体はオーストラリア本校の3分の1ぐらいで勉強ができるというところと、あとはMonash大学自体が世界的に有名な大学だったので、すごくレベルの高いところで学ぶチャンスがあるので、自分にとってもプラスになることがたくさんあるんだろうなというふうに思って、Monash大学を選びました。
Q. 他の大学と比較した??
A. マレーシア留学サポートセンターにお願いするときに、もう一個Taylor’s大学をお勧めしていただいて最後の最後まで悩みましたが、私はもともとオーストラリアに留学したいと考えていて、私の行っていたMonashマレーシア校だと半年ほど本校に留学できるということが、提携の留学先としてあったので、それができるところがいいなというふうに思って、最終的にMonashに絞りました。
Q. 留学準備で大変だったことは?
A. 特に親にも頼らずに最初に留学のことを調べて、ある程度自分でやろうと思っていたので、まずどこの国に絞るかというところが大変でしたし、国を絞った先でも全くマレーシアの留学について分からなかったので、どう大学にアプライしていいかも分からないということは、すごく大変でした。そのなかでGoogleで調べて、マレーシア留学サポートセンターがマレーシアを中心に行ってるサポートセンターだったので、多分ここにお願いしたらいろいろ助けてくれるのかなと思ってお願いしました。なので、留学サポートセンターに相談してからは、そんなに大変ではなかったのかなとは思ってます。
Q. 当センターがお役に立てたことがあれば教えて!
A. ものすごくありがたいなと思っていることがあって、マレーシア留学サポートセンターに行ったのが11月ぐらいで、マレーシアの大学に留学したいですと相談しにカウンセリングに行かせていただきました。本来留学前の期間に余裕もって手続きを進めるのが普通だと思うのですが、なるべく早く留学を始めたいとお願いし色々手続きを早く進めていただいたおかげで、私の場合は3〜4ヶ月で留学の手続きをすべてサポートセンターでやってくださり、トントン進めて3月には渡航できたので、4ヶ月ぐらいで渡航できたのはすごくありがたかったなと思います。自分がやっていたら一から大学と連絡取らないといけなかったので、もっと時間はかかってたのかなという面ではすごく助かっています。
Q. 大学ではどのような内容の勉強をした?
A. データ分析とマーケティングを学んでいて、データ分析は少し理系ちっくなコーディングなどを学んでいったり、マーケティングだと、広くいろんなことを学べたのかなというような。。すごく曖昧な感じになっちゃったんですけど、自分でプレゼンする機会が多かったのが、マーケティングの授業なのかなというふうに思っています。
Q. 高校生から「大学の授業について行けるか心配、、、」という声を聞くけど、実際はどう?
A. 私は大学の学部に入る前に4ヶ月ぐらい大学付属の語学学校に通っていて、語学学校のときは最初1.2ヶ月は、英語がまず聞き取れなかったです。日本に居たときは自分は英語得意だと思っていたのですが、いざマレーシアに行ったときに、自分の英語が文法などがある程度できるだけで全く話せないし、相手の言ってることもなかなかうまく聞き取れないような状態だったので、最初の1-2ヶ月ははすごく苦しんで泣いたりはしていました。でもその4ヶ月があったから、大学の学部に入ってからは英語を聞き取るとか喋ることで、めちゃめちゃ苦労することはなかったのですが、大学に入る前に、1年間ファンデーションコースで大学の基礎を学んでる子が多かったので、そこで自分のビジネス系の単語の力不足を感じて、最初のほうは夜遅くまで勉強していました。
Q. 学生生活で大変だったことは?
A. コロナの時期だったから凄く大変だったなと思うことがひとつあって、普通に大学に行って授業を受けると、授業内で席が隣になった子と一緒に喋るとかができて、友達作りがすごく簡単だと思うのですが、私は途中から完全フルリモート授業になっていたので、友達作りがすごく難しかったかなとは思っています。勉強面は単語だったり、そんなにプレゼンが得意ではなかったので、プレゼンするということがすごく大変だったし、苦手だったなと思っていました。なので、プレゼンに関しては、プレゼンをやる1週間前ぐらいからひたすら練習して、なんとかうまく乗り切ったりはしていました。
Q. 大学生活で楽しかったことや充実していたことは?
A. マレーシアに行くまで、いろんな宗教の人と触れ合うことがなかったのですが、マレーシアに行って、新しい宗教、例えばムスリム系の宗教の友達もたくさんいたので、そういう新しい文化に触れたりすることができたことです。あとは、フルリモートでの授業がほとんどだったのですが、そんな中でもオンラインサークルに入って、学部分け隔てなくいろんな方と接することができたのは、すごく楽しかったなと思っています。オンラインでのイベントを毎週行っていくというようなサークルをしていて、本当にいろんなことをやっていて、例えばZoomを繋ぎながらみんなでヨガしましょうとか、オンラインゲームをみんなで喋りながらやりましょうとか、あとはみんなでビデオの前で食べ物を持ちながら、一緒に映画を見てその映画について話し合いましょうなどやっていました。参加してくださる方の意見ややりたいことを取り入れながら、毎週イベントを考えてやるようなことをしていました。
Q. Monashおすすめのポイントを教えて!
A. 主に2つあって、ひとつめがレベルが高い子がすごく集まってるなと私は思っていて、ランキングが全てではないと思うのですが、もともとインターナショナルスクール行っていた子とか、大学入る前にファンデーションコースで1年基礎を学んできてる子たちが大学に入っていたりするので、ある程度大学の学ぶ内容を知っている子とかもたくさんいたりして、そういう意味ではすごく頭がいい子がたくさんいたので、毎日刺激を受けるような日々を過ごせるという意味で、すごくレベルの高い大学で学べるのは良いところなのかなと思っています。
ふたつめのおすすめポイントとしては、Monash大学のオーストラリアの本校に行けるだけじゃなくて、留学できる国がすごくMonash大学は多いので、英語を使って半年間留学するだけじゃなくて、例えば中国のほうに半年間の留学したいとか、韓国のほうに行きたいとか、そういう感じでいろんな国を選べるという点で、新しい経験ができやすいことが、Monash大学の良い点なのかなと思っています。
Q. 最初入学した時にどうやって友達を作った?
A. 授業で一緒になった子と、『隣座っていい?」って言って隣に座って、「これわかる?」とか聞いたりして、それきっかけで仲良くなってというパターンが多かったので、授業が一番友達が出来やすかったかなと思います。
Q. 1日 / 1週間の学生生活スケジュールを教えて!
A. コロナ前とコロナ禍で若干変わってくるのですが、だいたいで言うと、私は夜遅くに授業を取るのがすごく嫌いで、なるべく朝に終わらせたいタイプだったので、月から金の午前中はなるべく授業で埋めるようにして、授業が終わってからお昼に友達とランチに行ったりしていました。そのあとに友達と喋ったりショッピングなどをして、夕方ぐらいから少し早めにご飯食べて、18〜19時ぐらいから学校の図書館や、コロナ禍の場合は家で勉強を始めて23時まで勉強したり、だいたい夜にミーティングが入ってきていたので、夜の時間帯にミーティングをして24時半には寝るようにはしていました。ビビらせる訳ではないのですが、学年を重ねるにつれて難しさが上がっていって、グループでの課題も増えていったので、学年が上がるほどミーティングの量も増えたりとか、ミーティング1個に対する時間ともすごく増えていたので、最後のほうは結構大変だったなという印象はあります。
Q. 週末はどんなふうに過ごしてる?
A. 課題が終わらないことがあればやることもあったのですが、基本的に土日はあまり勉強したくなかったので、自分のプライベートな時間にあてたり、コロナ禍のときはバイトもやっていました。
Q. 大学卒業後、どのような企業に就職したか教えて!
A. 今は、広告データ系を扱っている日本の会社で働いています。
Q. 就職活動についてどのように取り組んだか教えて!
A. サイトがあったりするので、そういうサイトとかに応募して書類を送ったりテストを受けたりして、それが受かったら面接に進んでいくので、そういう面接とかをやってはいたのですが、企業によっては、オンラインじゃなくて対面でないといけなかったので、そういう時は率直に、留学中で対面でできないので「オンラインでできますか?」と言ったら、「いいです」とオンラインにしていただいたりはしました。あと海外の大学生だと、海外大学行ってる方専用の就活イベントもあったりするので、そういうサイトに登録してサイトから応募したり、イベントに参加したりすることもできます。2022年の11月に卒業して、2023年の1月ぐらいから就活をしてたのですが、自分の行きたい企業がなかなか見つからなくて1回就活を止めていて、そこからまた就活サイトを使って就活をして、今の企業に勤めています。
Q. 実際に働いてみてどうですか?
A. 就活をしていたときに自分のやりたい軸を持っていて、その軸が英語を使える職業と、ビジネスを学んでいたのでビジネスに関係できるような職業をやりたいと思っていました。今の会社で私のやっていることとして、海外のクライアントと英語を使って問い合わせの対応をしたり、広告データの分析系のお手伝いをさせてもらったりするので、そういう意味では自分のやりたい軸を満たせているので、すごく楽しいし充実しているなと思っています。
Q. これから留学する方へメッセージをお願いします!
A. 私自身、ストレートで海外の大学に留学しているわけじゃなくて、紆余曲折があって、高校を卒業してから2-3年のブランクがあっての大学進学でした。私みたいに日本の大学受験を失敗しちゃった方もいると思いますが、海外の大学は受け入れてくれるというか、留学生がたくさんいて、そういう意味で新しい価値観や考え方を知れるいい機会なのかなと思うので、ぜひ海外大学に留学するという選択肢を持ってほしいなと思っていますので、諦めずに頑張ってほしいです。