ジョホール

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シンガポールの隣に位置する州がジョホール州(Johor)です。


マレーシア人に、
「ジョホールに行ったことがあるよ。」
と言うと、必といっていいほど
「えー?何をしたの?あ、レゴランド?」
「あ、車でシンガポールに行ったんだね。」

と言われます。そんな印象です。
しかし、ジョホールは発展と伝統の境、というような
雰囲気があり、クアラルンプールとはまた
ちがった印象をうけるので面白いです。

ちなみにレゴランドというのは、おもちゃの
レゴブロックのテーマパークです。
アメリカやイギリス等にもあり、
アトラクションを楽しむことができます。
お子様連れの方はとても楽しめるでしょう。

まずはティオマン島。
マレーシアで有名な島のひとつに
ティオマン島があります。


Pulau Aur1

ジョホールのメルシンという街から、
このティオマン島へいくことができます。
プールかと思うくらい透明な海です。

ここからフェリーでティオマン島まで
直行できます。
約3時間ですが、フェリーの運行本数は
その日によって異なるので事前に
電話等で問合わせておくことをおすすめします。

またティオマン島の周辺には6つほど
小さな島があり、訪れることができます。
これらの島へのボートは、運行情報が
季節や状況によって異なるので、
事前にツアーなどの情報収集が必要です。

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ティオマン島は免税の島で、アルコールや
煙草、チョコレートが非常に安く買えます。
マレーシアは国教がイスラム教という
こともあり、お酒は非常に高い税率が
課されています。
クアラルンプールではコンビニで1缶
約200~300円ですが、ここでは約40円で
買うことができるのです。

ティオマン島が有名な理由は
なんといっても海の透明度と青さです。

船停留所から沖までの桟橋が、
高さ2mほどありますが、その高さからも
魚や底の砂をはっきりと見ることができる程です。

ティオマン島はリゾート化しており、
一泊5,000円ほどのホテルから、2,000円ほど
のゲストハウスなど様々な宿泊施設があります。

ゲストハウスは、シャワーが水のみだったり
部屋が受付から5分ほどの坂の上にあったりなど
状況が様々なので、受付で部屋の様子を
確認しておくと良いです。

ティオマン島やその他の島では
もちろんシュノーケリングやダイビングを
楽しむことができます。

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宿泊の場合は施設が提供してくれますし、
その他バーやレストランが主催している
ツアーもあります。

シュノーケリングの場合
小さなスピードボートに、3~6人ほど
と運転手が乗り込み、3つほどの
スポットでシュノーケリングが楽しめます。
ライフジャケットやシュノーケルセットも
船の上で貸してもらえます。

非常に小規模なので、時間の融通が利きますし
同乗した方とも仲良くなれます。

私は中国とパキスタンの方と
一緒になり、その後昼食を一緒にとるなど
仲良くなりました。

彼女たちは普段クアラルンプールで働いている
と言っていました。
週末を使って気軽にバカンスへ来られるのも、
マレーシアの魅力ですね。

運転手さんは英語が得意ではなさそうな
様子ですが、海の魅力を伝えてくれました。
なんでも、ここからさらに遠くへでると
鮫が出るとか。。

海は本当に綺麗で、色とりどりの熱帯魚や
珊瑚を見ることができます。

映画ファインディング・ニモの主人公、
カクレクマノミにも出会えました。

綺麗な海を楽しみ、夜は浜辺でビール
なんていうのも良い休日になりそうですね。


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ティオマンやその他の諸島へ行くには、
メルシンという港街を利用します。

メルシンは小さな街で、
フェリー乗り場の近くには
ローカルなショッピングセンターや
小学校、モスクなどがあります。

フェリーの出発時間に余裕をもって、
メルシンの街を散歩するのも良いですね。

メルシンからさらにシンガポールの方向へ
行くとジョホールバルへ到着です。
メルシンの長距離バス乗り場から
バスで行くことができます。

近年開発中のジョホールバルは、今後
ショッピングモールやホテルなどの建設
予定があり、町並は変化していくでしょう。


この街へ訪れる観光客は、殆どがシンガポールを
目指す人々でしょう。

しかし逆に、シンガポールからジョホールバルへ
来るシンガポール人もたくさんいます。

というのも、シンガポールは日本より物価が
高く、2016年世界1生活コストの
かかる国にもなりました。

物価の安いマレーシアで買い物をする人が
おり、ジョホールバルではシンガポールの
ナンバープレートをつけた車をよく目にします。

ジョホールバルには多くの
地元の人向けのバーやレストランがありますが、
ジョホールバルの治安はあまり
良くないとされています。

ひとりでは歩かない、大きな声で英語や日本語を
話さない、などクアラルンプール以上に
意識を高くもつ必要があるでしょう。

ジョーホールバルはマレーシアの中でも、
日本との関わりが歴史的に深い街です。

Bangunan Sultan Ibrahim2

スルタン・イブラヒム・ビルディングという
日本軍の司令部だった建物も残っています。
現在はジョホール州の事務局となっています。

ジョホール出身の友人のおばあさまは、
子供の頃日本軍から大きな被害をうけたと
言います。

現在マレーシア人はとても親日的です。
日本への憧れも強く、かつて「日本を見習おう」
というLook East政策が導入されたことも有名です。

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(日系企業が展開するアウトレットショッピングモール)

しかし近い過去について、日本人として
絶対に忘れてはなりませんね。



ジョホールの穏やかな人々や街並は
そんなことを考えさせてくれます。

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