マレーシア留学 留学生の特徴
留学する際に、「クラスは日本人ばかりではないのか?」「国籍の割合は?どんな国の留学生がいる?」ということはとても気になる要素です。
マレーシアには100ヶ国以上から留学生がきており、実は非常に人気の留学先なのです。中東アジア、アフリカ、中央アジア、東南アジア、日本や韓国などいろんな国からの留学生が切磋琢磨し頑張っています。留学生活においていろんな国からきている留学生との出会いは、留学を幾重にも彩る大切なこと。最近はフェイスブックやLINEなどのSNSで留学後もずっとつながっていける、一生ものの財産と言っていいでしょう。
マレーシア留学の日本人割合
日本人の割合は真剣に英語を勉強したい人ほど重要なポイントです。「せっかく海外留学したのに仲良くなったのは日本人だけ。」「半分以上は日本語を話していた」など留学の失敗談は耳にしたことがあると思います。せっかく留学するなら、できればいろんな国の友達を作りたいとお考えの方も多いはず。日本では出会えない人々との出会いは、留学生活を何倍にも充実したものにしてくれますし、一生付き合っていける仲間になります。私自身も留学時代に出会った人々と、15年以上たったいまでも、いまでもお付き合いがありますし、仕事仲間になったりしています。
「友達は日本人だけ」「日本語を話してしまって英語が身につかなかった」この失敗のポイントの一つが日本人割合です。例えばアジアの格安留学で有名なフィリピン留学の場合、留学生のほとんどが日本人と韓国人だったり、学校によっては全員日本人というところもあります。
マレーシア留学における日本人割合はおおむね10%〜20%。もちろん学校やクラスのレベル、時期によってばらつきがあります。たとえば語学学校ELCは通常は日本人の割合が15%前後。ほかはロシア語圏や中東、東南アジアからの留学生が中心です。非常に多国籍な留学生でクラスが構成されていて、いろんな国の友達を作ることができます。この多国籍な留学生と仲間になり、様々な文化の違いを感じることこそ海外留学の最大メリットのひとつです。
英語主体の留学生活にするためのヒント
日本人割合を確認することはとても大切ですが、英語を話す環境はやはり自分から作っていかなくてはなりません。というのも、日本人割合は時期やクラス、他国からの留学生数によっても異なってきますので、英語を話す環境作りをそこだけに頼ってしまうのはもったいないです。
では、どうすればいいか?今日はとっておきの方法をお伝えします。それは「初日の入り方」です。当然ながら、学校初日というのは、留学生活全体のなかでもっとも不安が強い日です。右も左もわからず、誰一人知り合いのいないところからのスタート。心細いですし、分からないことがあるとついつい日本人に声をかけてしまいがちです。そこをぐっと我慢できる人は、かなり心の強い人でしょう。私のような「やすきに流れがち」な人はそのハードルを超えることが難しいです。
「どうすればそのハードルを超えることができるか?」いろいろと試行錯誤した結果、誰にでもできるシンプルな方法を編み出しました。ポイントは2つ。まずは初めて教室に入るときに、日本人じゃなさそうな人の隣に座ること。2つ目は、その人に自分から話しかけること、です。ただ空いている席に座るのではなく、ぐるっと見渡して日本人じゃなさそうな人の隣に座るだけです。簡単ですよね?そして自分から話しかけることも、あらかじめ自己紹介の内容を考えておけば、難しくないはず。できればそこで夕食に誘って友達になってしまいましょう。
この2つを決めて教室に入ることで、初日から英語だけを話す環境を自ら作り出すことができます。「日本人が多くて日本語を話してしまう、、、」と愚痴を言っても何も変わりません。変えることができるのは「他人」ではなく「自分自身」だけ。初日を迎える際に、こうした心構えをしているかどうかで、留学生活の充実度がまったく違ったものになってくるのです。
日本人が多くなる時期
日本人が多くなる時期というのもあります。それは夏休みの8月・9月、冬休みの年末年始、そして春休みの2月・3月です。この期間はマレーシアに限らず、カナダ、アメリカ、オーストラリアなどどの国の語学学校も日本人の割合が高くなります。