国際関係を学びたい!で選択したオーストラリアにも行ける大学!

写真中央がYunaさん。キャンパス内イベントにて。

 

Q. 自己紹介をお願いします!

A. Takai Yunaです。学部はソーシャルサイエンス、多分日本の大学だと社会科学かなと思っています。高校までは岐阜に住んでいました。

 

Q. どんな高校生だった?

A. 高校のときは学校がバイト禁止で、友達と部活終わりに近くのモールとかに行ったり、プリクラを撮ったりしてましたね。あとは数学が好きじゃなかったので、英語や歴史が好きだったので、文系にいました。

 

Q. 高校時代の英語力ってどうだった?

A. 高校時代は大学入試に向けての授業で、全然喋れなかったので、英語力は多分みんなと変わらないぐらいです。英語の教科が好きだったけど、別に喋れるわけではなかったです。

 

Q. マレーシアの大学進学に興味を持ったきっかけは?

A. 高校3年生の時期に大学を探そうって思ったときに、英語系の学部か国際教養学部に進みたくて学部から探し始めたんですけど、日本の大学に対してあまり熱意がなかったです。海外に行くことは夢で今まで一回も行ったことがなかったので、日本の外の世界を見てみたいとずっと思っていて、本当は日本の大学から海外の大学に交換留学プログラムで行こうかなって考えていたのですが、自分に行きたい大学がないって思ったときに、海外の大学に行ってもいいかなと思って海外の大学に目を向け始めました。有名な海外の国って、アメリカやカナダ、オーストラリアなど、そこら辺の国だと思っていたので、その国を調べ始めて親に相談したのですが、奨学金が取れるか取れないかも分からないし、生活費も4年間住むとなると日本よりもめちゃくちゃ高くなって、海外も初めてなのでアメリカは治安的に心配だと最初は反対されました。それを高校の英語の先生に相談したときにマレーシアを進めてもらって、そのときは私マレーシアを全然知らなくて、家に帰ったらすぐにネットで調べた際にマレーシアサポートセンターが一番上に出てきて、それをクリックしたらセミナーがあるという情報が出てきて、そのセミナーにお父さんが参加して、受けたあとに自分が知らなかったマレーシア留学についても知れたし、民族のことや英語を使って勉強することなどいろいろ聞いて、他の国の文化を知りたいと思っていたので、いろんなアジアからの留学生が来るところから興味を持ってマレーシアにしました。

 

Q. マレーシア留学を知ったときどう思った?

A. 私のマレーシアの印象は、世界史で習った歴史のマラッカ王国とかだったのでそれしか頭に浮かばなかったです。でも南の方だからトロピカルな国なのかなぁとは少し思ったりしていて、フィリピン留学は結構耳にしていたので、そういう感じなのかなって思っていました。

 

Q. マレーシアに決めた理由を教えて!

A. 私が通ってるMonashは日本の私立と同じぐらいの学費なので、海外留学と思ってもまだ手を出しやすいのなのかなって思ったのと、あと多民族ということも聞いたし、マレーシアってどういう成長をしているのかとか、どういう人たちがいるのかとか気になったので、その2つで決めました。

 

Q. 大学を選んだ理由を教えて!

A. マレーシア留学サポートセンターさんに「どんな学部に行きたいですか?」と聞かれたときに、「国際関係の学部に行きたいです」と言って、それでオススメしてくださった大学のなかにMonashとあと2つぐらいの大学を教えてもらいました。Monashを聞いたときにオーストラリアの大学の分校でオーストラリアに行くことも可能と聞いてMonashにしました。

 

Q. 留学準備する上で大変だったことはありますか?

A. 初めての海外で英語がそんなにできるわけではなかったので、大学のホームページを見てもしっかり理解できているわけではなく、ビザとか出願の仕方などが本当に大変だったので、マレーシア留学サポートセンターさんに順番通りに次はこうするみたいな感じで教えてもらっていたので、そこは助かりました。あとは私の家族もですし、いとこや親戚も海外に行っいた人があまりいなかったので、海外ってどんな感じだろう?とか、危ないのかな?とか、そういう情報集めが大変で、例えばマレーシアの生活はどんな感じか知らないと親も心配するし、病院とか保険の種類とか知らない事ばかりだったので、全てが大変でした。

 

Q. 入学前の英語はどうやって勉強した?

A. 英語はIELTSが必要だったので、リーディングとリスニング、ライティング、スピーキングを練習しました。マレーシアを進めてくださったIELTSを受けたことがある高校の先生がライティングのチェックをしてくれて、リーディングとリスニングはリストで繰り返しやっていて、スピーキングは毎日独り言をしゃべるようにしていたのと、海外の人と話せる携帯のアプリで日本語を学びたい人と繋がって、日本に興味がある人に自分の国の文化とか高校生活について教えたりしました。最初は結構緊張したんですよ。でも電話とかメッセージとか頑張って送っている内に、だんだん慣れてきました。

 

Q. ファンデーションでの勉強内容を教えて!

A. MUFYでは、英語とグロバルスタディ、コンテンポラリーイシュー、エコノミックを取りました。英語は全員が取らないといけない教科で、日本の高校ではあまり英語のエッセイの書き方を真剣にやらないのですが、MUFYでは、どうやってエッセイを書くか、参考文献をどうやってエッセイに反映するかが結構大事で、あとは反論文の書き方やプレゼンテーションも英語でやりました。グローバルスタディが私がMonashで取りたい教科の一つだったのですが、グローバリゼーションとかヒューマンライツとか、世界の問題について勉強しました。そこでもプレゼンやエッセイはありましたね。エコノミックは経済なのですが、日本の大学の友達に「今こういうのやってるよ」と言ったら、似ている部分もあったので、日本の経済と基本似ていると思います。コンテンポラリイシューは、エッセイを書いたり、ディスカッション、リーディングが多いですね。読むものが多くて、それに対して自分の意見を書いたりします。コンテンポラリイシューは、紛争や健康などの世界の問題について、地域から世界の問題についてやっていました。

最初に入ったときはIELTS5.5のレベルで入って、最初の2、3ケ月は先生が言ってることが全部は全然聞き取れなかったです。友達の方が分かりやすく説明してくれるので、「宿題なに?」「今日言ってたのはこういうこと?」と聞いて乗り切ってたんですけど、3か月とかになると、今聞きとれた!みたいな感じで急に聞き取れるようになりました。スピーキングの面だと、私の取っていた教科がプレゼンとディスカッションが多くて、最初発言するのが怖くて少し緊張したのですが、そこから慣れてきてプレゼンやディスカッションするときに自分の意見をだんだん言えるようになってきました。日本人は基本真面目で、宿題もちゃんと期日までにやるし、授業もちゃんと参加しているので、真面目に課題と授業をやっていれば大丈夫でした。

 

Q. 授業時間数週間どれぐらいある?

A. MUFYのときは4教科取っていました。1週間は月曜日から金曜日まで5日間あると思うんですけど、この5日間のうちの4教科を4回やるといった感じでなので、4教科全部詰まってる日もあれば、1日に1、2教科の日もありました。人によって時間割が違うのですが、私の場合は9時45分に始まって16時に終わるみたいな感じで、昼休憩が1時間〜2時間でした。でも早い子は8時半の授業があったりしました。基本4つか3つの授業が1日にあって、4つの授業の時は嫌だったのですが、金曜日とかになると「明日休みだから頑張ろう!」みたいな感じでやっていました。でも聞いたのが、8月に入った子は毎日4教科で朝から夕方までずっと詰まっている感じなので、すごいなと思いました。私が8月だったら、多分もう死んでたなみたいな。ちなみに、1教科は1時間15分です。

 

Q. 今勉強してる内容を具体的に教えて!

A. ソーシャルサイエンスという学部に入っているので、グローバルスタディ、コミュニケション、ジェンダースタディ、フィルムを取っています。グローバルスタディは、今学期はグローバリゼーションやキャピタリズム(資本主義)をやっています。コミュニケーションは、どうやってソーシャルメディアが、フェイクニュースとなどの間違った情報を広めるかとか、聞く側はどういうタイプがあるのかなどの、デジタルメディアっていう感じの内容です。ジェンダースタディは、今学期はセクシャリティで、性教育やコミュニティなどについてです。日本というか、高校で性教育ってあまり習わないと思うのですが、少し性教育に近いけどめっちゃ性教育じゃなくて、例えば性労働者という問題があると思うのですが、そういう問題に対して2つの意見があって、私たちは別にどっちの意見に賛成するか選ぶわけではなくて、そういう議論を自分たちで理解してエッセイを書いたりとか、ディスカッションしてこういう面もあるよねとか、こういう悪い所こういう良い所があるからこういう意見もあるよねとかを、ディスカッションするっていうクラスです。あと、フィルムスタディは映画やTVショーを1回観て、その週の授業でその映画についてディスカッションするという感じです。例えばジャンルの問題だったら、映画を観たあとにこれはこのジャンルに入れられるよねとか、あとはディレクターや監督の話だったら、この監督はいつもこういう感じの映画を作ってるよねなどの話し合いです。正直私は監督は詳しくはなかったので、多分次のセミスターでは取らないかなと思います。

ソーシャルサイエンス学部は全体で4教科取って、週が授業が4回しかないんですよ。2時間の授業が週に4回しかなくて、映画を観る時間が月曜日にあるから一応5個と言えるのですが、個人的にはMUFYのときが結構授業が詰まってた状態だったので、Monashのほうがまだ気持ちに余裕ができるっていうか、課題があってもMonashは自分で時間を作って出来ると思うのですが、MUFYは次の日に朝から授業があるから夜遅くまで課題やっても、次の日の授業眠くなるしといった感じで時間の使い方が難しかったので、大学に入ってから割と自分の時間が増えて良かったですね。あと、グローバルスタディはMUFYでやっていたので、基礎知識が付いていて授業にもついて行きやすいし、1つめの課題はエッセイだったんですけど、MUFYで使った知識が含まれていたので結構書きやすくて、そういうのもあって英語のエッセイとかも参考文献のやり方とかも、MUFYで結構厳しくやったので、大学ではそれに慣れているので別に自分で勉強しなくてもいいし、MUFYでやったことを生かして大学でやってるという感じなので、MUFYのときと比べたら少し心に余裕ができて、自分の時間ができたという感じですね。難易度は、ディスカッションが多い教科なので自分で話さないといけないけど、それもMUFYでも経験したから、自分の意見は絶対に持っているし、グループ内でディスカッションして分からないことがあったら、そのまま放っておかずに、自分から「これってどういう意味?」と聞いて、付いていくようにはしていました。

 

Q. 高校生から「大学の授業について行けるか心配、、、」という声を聞くけど、実際はどう?

A. 正直リーディングが多いと思うのですが、私が知ってる学生は授業前から来て、オンラインで先生のレコードした授業を見たり、リーディングも結構出されているので、それを読んで事前に準備してからがいいと思います。先生は多分生徒が少し分かっている状態、知識がある状態で授業を進めていくので不安になると思うのですが、自分が分からなくても他の子が分かってたりするから、そこで情報を共有して乗り切ることができるし、真剣に課題をやれば全然ついていけるので大丈夫だと思います。

 

Q. 授業がある日の1日のスケジュールを教えて!

A. 朝の10時に授業がある日は1時間前に起きて準備して、私は寮に住んでいるので歩いて5分ぐらいでクラスに着くので、9時50分に家を出てクラスに着席するみたいな感じです。2時間授業なので、12時に終わってMonashのカフェテリアでご飯食べたり、外のお店でご飯食べたりして、14時からまた授業がある日はそのまま授業に参加して16時に終わって、そのまま課題をやったりします。午後のみに授業がある日はもう少し起きるのが遅くて、10時や11時に起きて、そこから準備してご飯を食べて授業に参加しています。あと、14時からと16時からの授業の日があるので、14時からの日はご飯を食べてから参加しますが、16時のときは前日に課題を夜中までやるともっと遅くまで寝てるときもあります。

 

Q. 一日の自習学習の時間はどれぐらい?

A. たぶん5時間〜6時間です。一個しか授業がない日は、結構やっていますね。

 

Q. 学校生活のスケジュールを教えて!

A. 月曜日は、映画を観るのが10時から始まり、そのあとは友達とご飯食べて自分で課題をします。火曜日は、12時からの授業と14時からの授業があって、授業が終わったあとにまた勉強して、友達とご飯食べに行ったりします。水曜日は、14時から授業があるので、それまでは寝てたり、課題をやっつけたりしていますね。木曜日は16時から授業があり、金曜日はフリーで何にもないです。

 

Q. 学校生活で大変なことは?

A. MUFYのときは、授業が詰まっていたことです。あと、ずっと英語を聞くという環境が日本ではあまりなかったので、最初に来たときは、朝から夕方まで授業したらその日は本当に疲れて寝てみたいな感じで、最初の一週間ぐらいは毎日何時間も英語を聞くっていうことが大変だったのですが、1年経ったら結構慣れてきて、全然大丈夫かなと思います。

 

Q. 学校生活で楽しいこと、充実していることを教えて!

A. インド、スリランカ、中国、韓国などいろんないろんなアジアの国の人が居るので、そういう子と喋るといろんな違う文化が知れたりして面白いし、今モナッシュカップというスポーツで競い合う体育祭みたいな感じのイベントをこの1ヶ月間ずっとやっているのですが、それが盛り上がっていて、昨日夜に決勝を見に行った時に、みんながわーってなっていました。そういうイベントも楽しいですね。

 

Q. 一番最初の友達はどうやってできた?

A. 私は寮に住んでいたので、私が住んでいる部屋から外に出ると共有のスペースがあるんですよ。そこで私がちょうど手洗い場に行った時に一人のユニットメイトの子がいて、話しかけました。その子はマレーシアの子だったのですが、私が来て1週間目だったので使い方も分からない状態で、「そのユニットをどうやって使えばいい?」とかいろいろ聞いたら、優しいのでめっちゃ教えてくれました。あとは、大学のインターナショナルオフィスに行かないといけない日があったのですが行き方が分からなくて、そこにいた女の子に「どうやっていけばいいの?」と聞いたら、その子が一緒に行ってあげると言って連れて行ってくれて、それで仲良くなったりしました。最初の頃は自分のから喋りかけて友達になったというケースが多かったです。

 

Q. 大学のおすすめポイントを教えて!

A. Sunway大学にいたときは、設備がすごくきれいでデザインもすごくて、大学ってこんな感じなんだぁって思いました。Monash大学は分校だからか分からないけど、あまりデザイン性がないです。だから設備面でいうと、カフェテリアも大きくて、いろんな種類のものが安く食べられるし、Sunwayのほうが良かったと思います。Sunwayにいたときはマレーシアの中華系の子が多かったので、友達も中華系の方ばかりだったのですが、Monashだとインターナショナルの生徒が多くて色んな国から来ているので、マレーシア人だけじゃなくて自分があまりSunwayで会わなかったタイプの国の人たちに会えることが、Monashの魅力かなと思います。

 

Q. 週末はどんなふうに過ごしてる?

A. 近くに大きいモールがあるのですが、そこに行ったり映画を見たりします。課題が多くあれば週末にやったり、たまにクアラルンプールの方に行ってショッピングしたりもします。

 

Q. 大学卒業後の進路の希望は?

A. まだざっくりしか頭の中にないのですが、正直マレーシアに行く前は日本には絶対に住まずに海外に住むと決めていたのですが、実際にマレーシアに来て1年ぐらい経った今、急に日本の良さに気づき始めて、そこから日本でこういう会社に入ったりとか考えています。ここの会社に行きたいとかは考えてないですけど、海外の外資系もあるし、自分で授業みたいなものを出来たらいいなと思っていて、全然まだ考えてない状態ですけど、最初は海外一本だった私の思考が、結構日本にも向いているという感じです。

 

Q. これから留学する方へメッセージをお願いします!

A. 私も最初パスできるかな、ちゃんと授業に参加できるかなという不安があったんですけど、周りの子が優しくて、私が英語全然話せないときもグループワークとか誘ってくれたり、みんなで協力して、私の英語力も私のやらなきゃいけないことも助けてくれるので、全然不安になる程じゃなかったなと後々思いました。日本人の子も、ここで出会う子は私と同じ将来性や気持ちを持っている子が多かったので、あまり日本では出会えないようなタイプの子にも出会えて、すごく面白い経験になっています。

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