多文化なマレーシアで勉強にクラブ活動に精力的に活動!

写真右がTomaさん。大学にて友人と。

 

Q. 自己紹介をお願いします!

A. 名前はSahara Tomaです。Sunway UniversityでAdvertising & Brandingという専攻をしています。出身は和歌山で趣味は映画鑑賞とかマンガ好きでスポーツとかも結構やります。

 

Q. どんな高校生だった?

A. 高校の頃は本当に好きなことだけをしてましたね。好きな映画とかドラマを毎日何時間も観て遊んでた記憶があります。勉強も同じで好きな地理とか国語は勉強してたんで成績はわりと良かったんですけれど数学とか英語は勉強しなかったので点数も低かったですね。

 

Q. 部活してた?

A. 学校ではしてなくて地元のテニススクールで小学校から高2までやってました。

 

Q. マレーシアの大学進学に興味を持ったきっかけは?

A. もともと海外に興味自体はあって1年間は日本の大学に通ってたんですけど、その大学で交換留学に行こうと思ってました。そういう話を親にしている時に親の友達の娘さんがタイ留学の経験者で東南アジアは安くて英語圏もあるからいいよっていう話を持ってきてそれが一番初めのきっかけです。

 

Q. マレーシア留学を知ったときどう思った?

A. 正直 全く想定外というか未知の選択で不安はあったんですけど「せっかくなら行きたい!」っていう思いに変わってその選択肢を知ったのが日本の大学の入学前だったんでマレーシアに行くか、浪人するか、日本の大学に行くか3択で結構悩んだ記憶はありますね。

 

Q. 他の国と比較した?

A. 海外に行くっていう意識を持った時にアメリカとかイギリスの大学とかもちろん調べてるんですけどやっぱり学費が高い。奨学金とかもらってあんまり有名じゃない大学に行くっていうぐらいならマレーシアに来てダブルディグリーとかでいろんな学位を取れたりするっていうプログラムが魅力的に感じたので最終的にはマレーシアを選んだっていう感じです。

 

Q. マレーシアに決めた理由とこの大学を選んだ理由は?

A. まずマレーシアに決めた理由としては学費が安い!っていうのがひとつの大きな理由ですね。Sunwayは教育制度が結構豊富というかそれでも僕は悩んでたんでファンデーションにとりあえず1年間行ってその間に大学を見て考えようと、SunwayのCIMPという色々な大学に行けるファンデーションコースに入りました。最終的にSunwayを選んだのがランカスター大学のダブルディグリー制度があってインターンやカリキュラムにも恵まれてるし、キャンパス自体も僕は結構気に入ったので最終的にSunwayに決めました。

 

Q. 留学準備で大変だったことは?

A. 1番は英語ですね。僕は海外経験とか全くなかったので、スピーキングとか人生で一回も勉強したことがない分野だったのでやっぱりそれは苦労しました。生活面で言うと 文化とかご飯とかについては一切調べなかったですね。これは結構間違いというか絶対調べるべきだったと思います。もし来て合わなかったら大学まで辞めてるので大変なことになってたなと今は怖く感じますね。「もし合わなかったらどうしよう」ということも考えて、事前に勉強面だけじゃなくて生活面のことも調べることをおすすめしますね。

 

Q. 当センターがお役に立てたことがあれば教えて!

A. マレーシアの留学について何も分かってなかった時には無料のいちばん初めの相談っていうのは結構大きかったですね。他のエージェントの説明会とか無料相談にも行ったんですけど、いちばん丁寧で、質問への返答スピードが速かった記憶があります。ビザの質問とかメールでたくさん送ったんですけど、ちゃんと全部答えてくれたのでそれは助かりましたね。当時はシングルエントリービザが直接大使館に行かないと取れなかった時は、それの代行もしてくれて助かりました。

 

Q. 大学ではどんな勉強してる?

A. School of ArtsのBA(Hons) in Advertising and Branding(広告&ブランディング)という学部です。何をしてるのかと言うと企業のマーケティング戦略とかをやったりとかコミュニケーション学や理論を学んだりっていう感じです。もちろんSchool of Artsっていう要素があって、実際にロゴとかポスターをデザインしたりするアーツ的な要素の授業があります。

 

Q. 授業時間ってどれぐらい?

A. 1コマ2時間で、1日に約1〜3コマ、最高でだいたい3コマくらいです。

 

Q. 高校生から「大学の授業について行けるか心配、、、」という声を聞くけど、実際はどう?

A. 大変だとは思いますね。特に僕みたいに海外留学経験とか一切なくて英語もそこまでできるわけではないっていう状態でくると、グループディスカッションに入っていくのはなかなか大変だし、日常会話がある程度できるようになって英語できるようになったんじゃね?って思っても、授業中のディスカッションとかでバァーって喋られるとこっちはあんまり発言できないみたいなことが今も全然ありますね。ただ、ついていけないかっていうとそれは大丈夫だと思う。周りの人も結構優しく助けてくれるし、分からないことはもう分からないと先生に素直に質問していけば先生も答えてくれるので大丈夫だと思っています。

 

Q. 学生生活で大変なことは?

A. コミュニケーションっていうのが僕にとってはひとつ大きな壁で、留学経験前のいわゆる純ジャパンなので英語は最初苦労しました。特にこっちの英語は今まで日本の中高で聞いてたきれいな英語ではないので、訛りとかも結構ひどいと言うかキツイのでその訛りに慣れるまでは聞き取れないとかは全然ありました。理解できないなんてことも結構あるのでそれが大変ですね。

英語面だけじゃないところで言うとマレーシアはやっぱり国民性というかみんなが時間にルーズだったりするので待ち合わせ時間に来ないとかっていうので結構気苦労する部分だし、ビザの手続きとかも順調に行かなかったり、トイレの修理をお願いしてもその時間に来ない、、、連絡も何もない、、、みたいなことも度々あるんで、そういう部分での気疲れもあります。

 

Q. 学生生活で楽しいことや充実してることは?

A. 最近でいうとクラブ活動が一番楽しいですね。今、野球のサークルに入ってるんですけど日本ほど高レベルなわけではないのでみんなで楽しく和気あいあいとやってる感じなんで。単純に体動かすことも楽しいですし、いろんな人と関われてるなという実感が得られるので楽しんでやってますね。

マレーシアは多文化・宗教そういういろんな文化の祝日とかいろんな文化の伝統的なイベントみたいなことが年中そこらで行われているのでそういうところだったり一緒に体験できたりするのは利点だな思います。

 

Q. 大学のオススメポイント教えて!

A. ひとつは(イギリスの)ランカスターユニバーシティのドゥアルディグリーの制度がほとんどの学部であるというのはメリットだと思います。現実的にやっぱり将来学歴とかっていうのに必要になってくるとは思っているので、そういう面で見たときにランカスターの学位を持っているっていうのは強みだと思います。普段の生活では周りに本当に全てが揃っている地域で住みやすいし、キャンパスもきれいで居心地は良い大学かなと思います。

 

Q. お友達はどうやって作った?

A. 僕が渡航した時はコロナの時で一番初めに渡航した時はもう全く友達とかできずに日本に帰りましたね。で、その後もう一度こっちに来た時は一緒にグループワークをする中で話すようになってきたっていう感じですね。毎週やっぱり会うようになるので毎週顔を合わして一緒にスポーツとか一緒にゲームをすることで仲良くなるスピードが速くなるんじゃないかなと思います。

 

Q. 1日 / 1週間の学生生活スケジュールを教えて!

A. 平日は基本的に学校が毎日あるので朝に1コマ、昼に1〜2コマ受けるっていう感じです。お昼ご飯は大学のカフェテリアか近くのローカルフードコートで食べることが多いですね。学校が終わったら課題があれば図書館に行って勉強することもあります。勉強が終われば、夕方か夜ぐらいに家に帰ってご飯を食べて、また課題があれば課題をしてって感じですね。週に2回クラブがあるんで クラブがある日は学校終わったら夜の8〜9時ぐらいまでクラブ活動に参加してそのあとクラブの人達とご飯に行って夜ちょっと遅めに帰ってくるっていう感じです。

 

Q. 週末はどんなふうに過ごしてる?

A. 最近はご飯を食べに出かけたりするっていうぐらいですね。学校があるとやっぱり遠出もそんなにできないので。正直、娯楽施設があまりないので、ご飯をみんなで食べるぐらいしかやることがないというのが正直な所ですね。飲み会とかも日本の大学みたいにはないので日本の大学とそういうところが違うかなと思いますね。あとは1人で結構映画とか漫画を読む時間は多いです。

 

Q. 大学卒業後の進路の希望は?

A. 卒業後は日本で働くつもりです。いつか海外に行ってみたいなっていうのがあるので、日本で何年か働いたら駐在にしろ現地採用にしろどういった形か分からないけど海外に挑戦してみたいなっていう気持ちはあります。職種としては海外に住んだ経験があるんでそういう経験が活きるような国際的なビジネスをするようなそういう職種につけたらいいなと思っています。

 

Q. これから留学する方へメッセージをお願いします!

A. 英語面に関して言えばこっちの人も別にネイティブではないので日本人にとって話すハードルは低いし、周りの人も助けてくれます。生活面はもし日本食が食べたくなったら日本食レストランも山ほどあるので全然大丈夫だと思います。他の人とか日本と比べて劣等感を感じたりすることもあると思うんですけど外国で一人で行ってるだけで十分凄いことだと僕は思います。僕自身は日本の大学も全然いいと思うので悩ましいのも分かるんですが、時に突拍子もない選択をすることで得られる経験とか価値観も大事なんじゃないかなと思います。皆さんにこちらで会えることを楽しみにしています!頑張ってください!

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