何のために君の命を燃やすか
こんにちは。
マレーシア留学サポートセンター
代表の斉藤です。
先日、プレジデント・ファミリーという雑誌に
俳優であり、映画監督をされている伊勢谷友介さんの
記事が載っていました。
とてもよかったので
一部ご紹介します。
伊勢谷さんは子供たちに向けて
こう語りかけます。
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「君の周りの大人たちは「君は将来何になりたいの?」って
よく質問するだろう。
君が「パイロットになりたい」なんて答えると、
たぶん大人はこう言う。
「パイロットは免許が必要な仕事だから安定しているし、
年収も高いからいいと思うよ」って。
それってとんでもない話だよ。
中略
「大切なのは職業自体ではないんだ。
じゃあ何が大切なのかといえば「志」、
このひとことに尽きるんだ。
何のために君の命を燃やすか、っていうことだ。」
中略
「ほとんどの子供が「世界のためになることをやりたい」
と答えるだろう。
ところが大人はそういう聞き方はしない。
「お金が儲かるか儲からないか」という考え方が
大事になってしまっている。」
だからこそ「志」が大事なんだ。」
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んー、激しく同意しますね。
ほんとうにその通りだと思います。
彼はいま「花燃ゆ」という大河ドラマで
吉田松陰役を演じていますが、
まさに吉田松陰が乗り移ったかのような言葉ですね。
自分の話で恐縮ですが、
私も起業するときに同じように思いました。
・世の中にどんな価値を提供したいのか?
・自分はこの世で何を成し遂げたいのか?
・自分は世界にどんな貢献ができるのか?
そんなことをもんもんと考えました。
そんなときにふと降りてきた言葉が
「グローバル・マインド」
でした。
私自身、学生時代から旅が好きで、
アメリカ一人旅を始め、
ニュージーランドやオーストラリアでの生活、
海外での就業経験、マレーシア留学、
そしてこのお仕事を通じて
海外のいろんな都市に友人ができました。
海外のいろんな都市を訪れる中で、
有名な観光地にも行き、
震えるような感動を得たことも数知れずあります。
しかし、振り返ってみるとその思い出は
年々色あせています。
いまの色褪せることなく
私の記憶にこびりついて離れないのは、
・長距離バスで隣に座った人との何気ない会話、
・バックパッカーで同部屋になったニュージーランド人、
・ひとつ屋根の下で暮らしたいろんな国からきていた仲間、
・大学を休学し世界一周の旅を続けていた日本人の学生、
・行きつけのカフェの店員さんと顔見知りになったこと、
・語学学校で出会ったいろんな国の若者、
・同じ目標に向かって切磋琢磨した職場の仲間、
・ストリートでギターをかき鳴らした仲間やチップをくれた
通りがかりの人々との会話、
・ウクレレの会のみんな、
・異国の青年を温かく迎えてくれたファームのファミリー、
・つたない英語にも関わらず仕事を依頼してくれた
オーストラリア人の歯科医の先生、
・のみ屋さんで知り合ったマレーシア人の友人
など、そこで出会った人々との想い出です。
そうした出会いのなかで、
自分は日本人であるということを強く感じるとともに、
同じ地球に住む「世界人」としての感覚が
すこしづつ芽生えてきました。
ボーダレス社会、グローバル社会といわれて久しいですが、
英語がネックになり、視野が広げられていない人が
まだまだ多いのではと思います。
島国日本にとって海外との見えない壁は
まだまだ高いなぁと感じます。
しかし、これだけインターネットが普及し、
世界中の人々とすぐにでもコンタクトできるようになりました。
私は思うのです。
50年後、100年後には国境という概念そのものが
なくなっているのではと。
私たちはその時代を知ることはできませんが、
もしかすると今、その時代の変革の真っただ中に
いるのかもしれません。
ちょうど吉田松陰が松下村塾を作ったころのように。
もしそうであるならば、
今こそ僕たちは日本人の殻を破り捨て、
世界人としてのマインドをひとりひとりが
持つべきではないかと思っています。
吉田松陰が生きた時代は、
薩摩人は薩摩人であり、長州人は長州人、
土佐人は土佐人でした。
そんななかで日本人というマインド(考え方・意識)を持った
坂本竜馬は日本を変えました。
今、私たちは日本人ではなく、
世界人としてのマインドを持つときを
むかえているような気がしてなりません。
私はそれを「グローバル・マインド」と呼んでいますが、
このグローバル・マインドというキーワードが、
起業する際に自分の背中を押すように
わいてきたのです。
当社のミッション・ステートメントは
「世界中の人々とのコミュニケーションを創造し、
グローバルマインドを育むことで
世界平和に貢献する」
です。
そのために我々ができる価値のひとつが、
「もっとも費用対効果のよい留学先であるマレーシアでの留学を
最高に充実したものにしていただくこと。
そして日本で、アジアで、世界で活躍する人材を生み出すこと。」
です。
私にはひとつ思い描いていることがありまして、、、
それは、マレーシア留学をした皆さんが、
日本やマレーシア、アジア、世界で活躍され、
さらに当センターを通じてゆるやかにつながることで、
全員で大きく飛躍していく未来です。
そんなこれからの時代を支えていく仲間が
ひとりでも多くできればと思っています。
今日はいささか暑苦しい話になってしまいましたね(照)
伊勢谷友介さんの熱がうつっちゃいました。
マレーシア留学サポートセンター
代表 斉藤 高志
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