世界の見え方が変わる留学

こんにちは。
マレーシア留学サポートセンター
代表の斉藤です。

先日、当センターの柊(ひいらぎ)が
クアラルンプールに出張にいっていました。


現地の学校の様子をFacebookページにアップしたので、
よかったらご覧ください。

https://www.facebook.com/malaysia.ryugaku.supportcenter



さて、今日はマレーシア留学中の麻紗子さんからの
現地レポートをご紹介します。




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こんにちは!
マレーシア留学中の麻紗子です。

マレーシア留学について
クアラルンプールからお伝えします。

マレーシアには、マレー系や中華系、
インド系の人たちが主に暮らしていますが、
こちらに来てたくさんのアラビックの人たちも
暮らしていることが分かりました。

私の語学学校にもたくさんのアラブ系の生徒がいるのですが、
彼らと話していると考えさせられることが多いです。

具体的には、日本にいた時は
どこか現実的ではなかった中東での戦争が、
私にとって今はテレビの中だけのものでなくなりました。

ある友人は日常的にイスラエル人とパレスチナ人が
争うところを見ていたと言いました。


ニュースの映像を見せてもらったのですが
一方的な暴力で、ショッキングな内容でした。



ある友人は国が戦争中で日常的に
銃の発砲音を聞いていたと話しました。

冗談交じりに

「お化け屋敷の突然驚かせる音なんて、
 銃の音で慣れてるから全然怖くないよ」

と言っていましたが全く笑えませんでした。


他にも人が銃で殺されるところを
見たことがあると言っていた友人もいました。



私たちと同じ年代の友人たちが、
私たちには想像できない危険の中で生きてきていたと聞いて、
ときには冗談のように話す彼らの実感のこもった話が、
ニュースよりも学校の授業よりも堪えました。



そのような状況の中にあるのでアラビックの友人とは、
学校卒業後に会いたいと思っても
国自体が危険地域に指定されていたり、
彼らは他国へのビザなし入国ができなかったりと
なかなか簡単には会いに行けないという
壁がありもどかしいです。

(マレーシアはイスラム教の国で、
また中東諸国の人たちも比較的簡単にビザが取れるので、
留学先として選ばれるようです。)



また、そういう状況や国内の抗争の歴史もあってか、
パレスチナ人の友人は授業中に法律を作れるとしたら
どんな法律を作るか、という質問に

「国境をなくす」

と言っていました。


半ば冗談だったのですが、
パレスチナ(イスラエル)の状況を考えると
改めて平和や宗教について考えずにはいられませんでした。



マレーシアに来る前は
こんなに中東の生々しい状況を
自分も知ることになるとは思ってもいませんでした。

同じ世界で起こっている現実をこうして感じられるのは、
とても得るものが大きく、大袈裟かもしれませんが
世界の見え方が少し変わったと思います。

日本では集団的自衛権の
安保法案の問題も大きくなっていますし、
中東情勢は今や本当に遠い所の話ではなくなりました。


すべてに自分や自分の親しい人を重ね、
平和のあり方というものに
真剣に向き合わなければならないと
マレーシアに来たことで
深く考えさせられるようになりました。



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麻紗子さん、素晴らしいレポートを
ありがとうございます!

こうした考察をできることは
ほんとうに有意義な留学です。
とても大切なことだと思うし、
留学の最大の魅力の一つだと思います。



>>また、そういう状況や国内の抗争の歴史もあってか、
>>パレスチナ人の友人は授業中に法律を作れるとしたら
>>どんな法律を作るか、という質問に
>>「国境をなくす」と言っていました。

→すごいですよね。
日本人にはまずその発想はありません。


実は私もいつかは国境はなくなると思っています。


例えば、幕末。

薩摩人は薩摩人であり、長州人は長州人、
土佐人は土佐人であった時代、
日本人というマインド(考え方・意識)を持った
坂本竜馬は日本を変えました。

日本が明治維新で日本が一つになり、
列強に対抗していったように、
世界はこれからひとつになり、
対応していかないといけない問題
(地球温暖化、環境問題、人種差別、民族問題、
戦争、資源、貧困問題、食糧問題、人口増加など、、、)
が 山積しています。


そう考えたとき、
今、私たちは日本人ではなく、
世界人としてのマインドを持つ時を
迎えたのでは、、、と思っています。



>>同じ世界で起こっている現実をこうして感じられるのは、
>>とても得るものが大きく、大袈裟かもしれませんが
>>世界の見え方が少し変わったと思います。

→ぜんぜん大袈裟ではないですよ。

世界を肌で感じることで、
ニュースのとらえ方が変わってきます。

たとえばどこかの国の自然災害に現実感はありませんが、
町内の火事には敏感になりますよね。

世界の見え方が変わってきたというのは、
麻紗子さんにとって「世界」が「町内」に
なってきているということです。

そんなことを麻紗子さんが感じられたことが
とてもうれしいですし、
これから同じように感じる人を
もっと増やしていく使命を感じます。



>>すべてに自分や自分の親しい人を重ね、
>>平和のあり方というものに
>>真剣に向き合わなければならないと
>>マレーシアに来たことで
>>深く考えさせられるようになりました。

→ほんとうに素晴らしい気付きを得られましたね。

ある国にひとり、ふたりと友人がいることで、
その国に対する感情がまったく違ってきます。

その国のニュースが身近になりますし、
その国のことが好ましくなってきます。


そんな友人が世界中のいたるところにいたら、
世界に対する感情が変わってきます。

そしてそれは相手の友人にもいえることです。
きっと日本のことを好ましく思ってくれます。

私は政治の難しい話は分かりません。


ただ、そんな出会いとリレーションシップが
世界中のいたるところで行われたとしたら、、、
世界はいまよりも平和になると信じています。



実はそうした動きに貢献することが、
当社のミッション・ステートメント
(経営理念)だったりします。

当社のミッション・ステートメントは
こちらでご覧いただけます。

http://www.malaysia-ryugaku.jp/index.php?corporateprofile


今回のレポートは私にとって
いままでのレポートのなかでも
とりわけうれしいレポートでした。

マレーシア留学サポートセンター
代表 斉藤 高志




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