歴史とモダンの島「ペナン島」

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マレーシアの観光地で、最も有名な場所の1つが
ペナン島です。


植民地支配の歴史、貿易によって繁栄した時代、
移民社会、独立、経済発展。

激動の時代の舞台となっているペナン島は、その時代の流れのなかで
人々が大切に繋いできたそれぞれの文化・生活を、
街並みや食事を通して現在でも直接感じ取ることができます。





小さな島ですが、様々な見所があります。

歴史・アート・自然・・・
もりだくさんなこの島では、楽しみ方はまさにあなた次第です。

クアラルンプールからは飛行機国内線で約1時間。
時期によっては片道1500円程で行くことができます。

ペナン島はマレーシアの島の中では広く、発展しており、
マレーシア国内では第二の都市とも呼ばれています。

島内には電車がないので、交通手段はバスかタクシーになります。



一番有名な街は「ジョージタウン」

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20O8年に世界遺産にもなったこの街は、植民地時代の
面影を残す街並みや教会があります。

島の北側に位置し、空港からはバスで30分ほどです。


ペナン島には中華系のマレーシア人が多く住んでいます。
また、植民地時代の建物をそのまま使用していて、
築100年以上の建物も多くあります。
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古さを残す建物と中国語の看板が並ぶ街並みは
どこか、昭和時代の日本にタイムスリップしたような気分に。

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ジョージタウンはそんな歴史の残る街ですが、
新しい文化も生み出されています。

若いアーティストによるウォールアートはとても有名で、
ジョージタウン中のあらゆる建物にペイントがあります。
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またお洒落なカフェ、雰囲気のあるバー、
最新のクラブなどなど、楽しいスポットも。




ジョージタウンの自転車屋さんやゲストハウスなどでは、
自転車のレンタルを行っています。

自転車を借りて、
・ジョージタウンカフェ巡り
・ウォールアートめぐり
・街の端の港や海辺までサイクリング
・教会や博物館などを訪ねる旅

こんな過ごし方をしても良いですね。
ペナン島は島なので、クアラルンプールよりもさらに暑いです。
特に乾季などは、水をよく飲むなどして注意してくださいね。


植民地時代を思わせる西洋風の建物や教会、
古びた看板の下でバイクの修理をするおじさん、
色鮮やかなインド街など、
ジョージタウンは同じような街並みに見えても
全く異なる文化が絶妙に交じり合って存在しています。

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ジョージタウンは世界中のバックパッカーが訪れる街でもあります。
そのため安くて綺麗なゲストハウスがたくさんあります。

ゲストハウスのロビーなどで友達をつくって、一緒に観光するのも楽しいですね。

もちろん高級リゾートホテルも多くあります。
海沿いには、海を一望できる高層タワーがいくつも建っています。
その一部のホテルや、ハードロックカフェが経営するホテルなどもあります。



そして旅に欠かせないのが「食」。
ペナン島はご飯の美味しい街として国内でも有名です。

特に中華系の料理「肉骨茶」や
雲呑麺・福建麺などはとても有名。
汁なし麺のような感じで、揚げた雲吞がのっています。
想像する雲吞麺と少し違いますね。


本格的なレストランで食べるのも良いですが、
ジョージタウンにはローカルなフードコートがいくつもあります。
中国語でフードコートは「美食中心」。
麺やご飯、肉料理など、それぞれのワゴンで好きな料理を注文し
テーブルで食べます。比べながら選べるので便利です。

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また夜には、道の端にワゴンが並びます。
外で食べるストリートフードは、格段に美味しく感じますね。
1食100円ほどで食べられます。

その他にも、マレー文化と中華文化が混じりあった「ニョニャ料理」や
マレー文化と中華文化が混じりあった「ママッ料理」、
海鮮料理も有名なので、ぜひできる限りお試しください。




ペナンの魅力はジョージタウンだけではありません。

ジョージタウンの真ん中に、コミュターと呼ばれるビルが建っています。
オフィスやショッピングモールが入っているビルで、島のランドマークになっています。



コミュターの下はバスターミナルになっていて、
島の主要な場所へは、このバスターミナルからのバスに乗って
行くことができます。


ジョージタウンからバスで30分のところには
バトゥ・フェリンギというビーチリゾートがあります。


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多くの人で賑わっており、ビーチではバナナボートや
パラシュートなどのマリンスポーツが楽しめます。

海沿いの道路は夜になると夜市の通りと変化し、
生活用品だけでなく地元の人の手作り工芸品や
絵画なども売られています。




ペナン島の真ん中には、「ペナン・ヒル」
という丘があり、ゲーブルカーで頂上まで登れます。
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頂上からは、晴れていればペナン島が一望できます。



自然に触れて楽しむこともできるのです。





マレーシアでもっとも大きな中華系寺院のひとつに
「Kek Lok Si」という寺院があります。
ペナンヒルから車で5分ほどです。

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中国語で極楽寺とも言われるこの寺院には、
36.5メートルの巨大な観音像や、干支をかたどった動物像があります。
夜にはライトアップもされ、とても雰囲気のある寺院です。





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他にも、アラブの商人や、インド系のイスラム教徒によって建てられた
イスラム教のモスク、中国福建省からの移民によって
厚い信頼を得ている福建省式の寺院など、
ユニークな寺院も数々。

さらにタイにも近いペナン島には、マレーシア独立前から
タイやミャンマーからの移民も多く住んでいます。
中華系の寺院の造りとは異なる、東南アジアの仏教寺院の見学もできます。




写真もりだくさんで紹介しましたが、ペナンの魅力は
「雰囲気」にあると思います。
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マレーシアへ滞在される際には、ぜひ訪れてみてください。

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