学生レポート
【留学生向け】マレーシアの医療事情
みなさんこんにちは!
テイラーズ大学のMIZUMIです。
今回はマレーシアの医療についてです。
海外大学に行く際の懸念点の一つに
医療事情があると思います。
私もマレーシアに来るまでは、
マレーシアの医療事情に心配していました。
渡航後、実際に何度か病院に行きましたが
不便を感じることなく、日本と同じ要領で
体調も回復することができました。
学生ビザ取得のための健康診断!
まず、マレーシアに初めて来た際に、
「Medical Check Up」
日本で言う健康診断を受けなければなりません。
テイラーズ大学の場合は、
学校内で基本的な項目は受けることができます。
一つの項目だけ、学校外のクリニックに行って
検査をしなければなりませんが、
学校が無料のバスを用意してくれます。
この健康診断は、
入学時に必ず受けなければなりません。
学校側のサポートもありますし、
無料で受けることができるので、
安心材料の一つになると思います。
多くの学校には、ミニクリニックもあります。
キャンパス内で体調が悪くなった時も安心です。
また、テイラーズ大学、サンウェイ大学、
モナッシュ大学など多くの大学が集まるエリアには
Sunway Medical Center という大きな病院があり、
以前私の友達が持病で入院していた時も、
丁寧に対応してくれたと聞きました。
日本人通訳が常駐し、専用カウンターもあります。
大きな怪我や事故があった場合は
この病院に行くといいと思います。
その後の医療事情
基本的に留学生には、
大学が保険をかけています。
(正確には強制的に保険へ加入させられる
という表現が近いかもしれません)
例えばテイラーズ大学では、
保険証を学校からもらえます。
学校のクリニックはもちろん、
そのほかの病院やクリニックでも
25リンギット(約900円)で診察してもらい、
薬までもらえる優れものです。
私は、医療英語に自信がないので
日本語対応可能のクリニックに通っています。
一度保険証無しで診察してもらったのですが、
コストが500リンギット(約18000円)だったので、
病院に保険証無しで行く場合は、
学校のクリニックに行くことをお勧めします。
ただ、大学での保険は、
補償内容も限定的であり、
保証金額も高くありません。
体調が悪い時の診察には使えるのですが、
事故や大きな怪我をした際には
使うことができない場合がほとんどです。
日本で任意の海外旅行保険、留学保険に
入っておくことをおすすめします。
実際、ほとんどの学生が加入しています。
自分で運転していなくても
乗っていたタクシーが事故をして
怪我を負った友達もいました。
自分に過失がなくても、
事故や怪我をする状況になりうるので、
どちらも加入すべきでしょう。
学生にとって大事なこと
平日に学校を休んで病院に行く場合は
MC(Medical Certification)をもらいましょう。
MCを学校に提出すると、
医師から学校に行ってはいけないと
みなされていると判断され、
欠席扱いになりません。公欠という扱いです。
学生ビザには出席率も大事!?
マレーシアの学生ビザを維持するには授業の出席率も重要な項目です。80%を切ると、最悪の場合ビザを更新できなくなります。公欠扱いにするためにもMCは必ずもらいましょう。
大きすぎる薬
懸念点として、マレーシアの病院で
処方される薬(基本的に錠剤)は、
日本のものに比べてとても大きいです。
大きすぎて初めもらった時は
飲み込むのに苦労しました。
マレーシアの病院に行って
症状が治らなかったことはありません。
それくらい適切な診察をしてもらい、
適切な薬を処方してもらっているのですが、
大きすぎて飲みことがしんどい時もあります。
市販に売っているビタミン剤なども大きいので、
常備薬を日本から持ってくることをお勧めします。
今回は、マレーシアの医療についてでした。
少しでもみなさんの参考になれば嬉しいです。