マレーシア大学の授業と課題

皆さんこんにちは!現在、ノッティンガム大学マレーシアキャンパス・Politics History and IR学部(※簡単に説明すると国際関係学部)に通う渡辺虹星(きらら) です。今回は、気になるマレーシア大学の授業と課題などについて皆さんに紹介していこうと思います!

授業の種類と時間

1. レクチャー:クラス規模の大きな大人数授業のこと。基本的にはスライドや事前に配られる資料を見ながら教授の話を聞木、重要なポイントなどををノートにまとめたりします。

2. チュートリアル (*セミナー):クラス規模の小さい少人数制の授業のこと。プレゼンやディスカッションが行われたり、教授に質問ができたりとレクチャーで学習したことについてより理解を深めることができます!
※サイエンスなどの学部によっては実験などのクラスもあるそうです

各大学の授業規模と時間を比較

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それぞれ違いはありますが各大学で似たような授業の種類になっていますね!日本の大学は90分授業が基本ですがマレーシアでは一コマ1時間と短いものがあったり、3時間と長いものもあったりします!



一日の授業数

大体の大学で、学部によっても異なりますが、1日の授業数は多い日で3-4コマ、少ない日は1コマだけや授業が全くない日もあります!月曜日もしくは金曜日に授業がない場合は週末が3連休になるなんてこともあります!!



課題について

●テイラーズ大学(こころ先輩・Finance and Economics of Business 学部)
各教科ごとにすでに決まった課題がそれぞれあり、基本的にグループワークが多いです!平均して1500-3000ワードのエッセイ(レポート)が多く、そのようなエッセイが1教科に1個か2個あります。教科によりますが、かなり難しく感じます。

●サンウェイ大学(くみ先輩・Interior Design 学部)
基本的にプロジェクトやインテリアを考えるような課題が多いので、常に何かのデザインやプロジェクトに取り組んでいます。1つの作品を作るのに1、2ヶ月かかったりするため1学期に課題は大体2つくらいです!

●INTI大学(みお先輩・Bachelor of Business /スウィンバーン工科大学 ダブルディグリー)
学期初めに全ての課題提出期限とテストの日程が発表され、科目によっては毎授業ごとに小テストがある教科もあります(教授によっては課題の提出期限を伸ばしてくれる場合も!) 期末テストの無い科目は、平均で2.500ワードほどのレポート課題やプレゼンの成績が重要です。期末テストのある科目でもグループ課題やレポート、テストなどの課題があります。

●アジアパシフィック大学(さんが先輩・Actuarial Studies)
僕の学部は数学の授業が多いので課題はほぼありません。基本的に授業中に行われる小テストと期末試験が成績に反映されます。唯一、ビジネスの授業でプレゼンとエッセイの課題があります。

●ノッティンガム大学(私・Politics History and IR)
私の学部は基本的に学期末テストがないので全ての成績がエッセイとプレゼンで決まります!基本的に個人で進める課題が多く、1年目は2.000-2.500ワードのエッセイを書くことが多く学年が上がるにつれ文字数も増えます。エッセイはリサーチに時間がかかるので数個の課題締め切りが重なるとかなり時間に追われます。。プレゼンは大体8-10分のものが多いです。



テストについて

●テイラーズ大学 (こころ先輩・Finance and Economics of Business 学部)
基本的には毎学期終わりに期末テストがあり、教科によっては中間テストのあるものもあります。平均試験時間は1教科約3時間が一般的で、試験内容はエッセイや計算問題などです。成績評価の割合は課題50%:試験50%が多いです。

●サンウェイ大学 (くみ先輩・Interior Design 学部)
3学期制で各学期末にテストがあります。平均試験時間は1教科約1時間半-2時間くらいで、試験内容は教科によってエッセイも回答選択式のものもあります!デザイン系の科目の成績評価は課題100%で、建築系の科目は課題30%:試験70%くらいです。

●INTI大学(みお先輩・Bachelor of Business /スウィンバーン工科大学 ダブルディグリー)
3学期制で各学期の授業最終週の後1週間の試験勉強週間があり、その後2週間ほどテスト期間があります(2週間のテスト期間で全学部の試験が行われ、自分の取っている教科の試験のみ受けます!)。平均試験時間は1教科大体2時間の教科が多く、試験内容は回答選択式、エッセイ、計算問題など教科によって異なります。成績評価の割合は課題50%:試験50%が基本です。

●アジアパシフィック大学 (さんが先輩・Actuarial Studies)
現在僕の取っている5科目(数学4科目・プログラミング1科目)のうち4科目が試験のみで成績がつきます。基本的に授業内に行う小テストは5週に1回ほどの頻度であり、成績評価の割合は小テスト×2で50%:学期末試験50%です。小テストは頻繁にあるので範囲的にはそんなに広くないです。授業を理解していれば、テスト前に3-4時間勉強すれば大丈夫だと思います。

●ノッティンガム大学 (私・Politics History and IR)
私の学部では期末試験や小テストがなく、成績のほとんどがエッセイとプレゼンで決まります。例を挙げると、プレゼン20%:エッセイ①20%:エッセイ②60%という感じで文字数の多いエッセイは成績を占める割合が大きいです。また、プレゼン10%:エッセイ90%という感じの教科もあるのでエッセイの完成度がとても重要です。



皆さんマレーシア大学の授業スケジュールや課題、テストについて少しは知ることができたでしょうか??試験だけではなく課題も気が抜けない!そんな先輩も少なくないようですね、、!このレポートが少しでも皆さんの役に立つことができれば幸いです!






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